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【 花梨・カリン 】

                                 ★… 【 花梨 ・ カリン 】 …★
                                撮影はH22.4月近所の遊歩道
ソメイヨシノの花が散り、八重桜が満開を迎えました。遊歩道の桜並木の中に1本、カリンがあるのです。元々この土手にあったものなのか?何故、桜と一緒に植えられたのか?理由は分かりませんが!!!。散歩をしていると、木瓜の花!桃の花!に似た、この可憐な花が一際目立ちます。
『カリン』
バラ科の落葉高木で中国原産。耐寒性がある。高さ6~8mぐらいになり樹皮は緑褐色、滑らか春に枝端にモモに似た紅色の花をつけ秋には黄色の液果が熟する。(ボケもカリンに似た黄色の大きな実をつけます)
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芳香が強いが石細胞が多く硬くて食用にはならない。砂糖漬などにするのは別種のマルメロ(セイヨウカリン)である。材は美しい光沢があり細工ものに用いる。心材が暗紅褐色で美しく堅くて粘り強いので、床柱、家具、彫刻などに使われる。
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4、5月、淡紅色で径3~3.5センチの五弁花を枝先に単生する。花弁は楕円形、萼筒は倒円錐形で毛がなく萼裂片は五枚で反り返り内面に綿毛がある。
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雄しべは約20本で花弁より短い。花柱は3~5本あり基部は合着して毛がある。葉は互生し倒卵形ないし楕円(だえん)状、先はとがり基部は円い、縁に細鋸歯がある。裏面は主脈に軟毛があり葉質はやや堅い。
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中国中部原産で平安時代には日本に渡来していたという。適湿地でよく育ち、耐寒性があり、剪定もでき、盆栽、庭園樹にする。繁殖は実生、挿し木、取り木もするが、実生台に接ぎ木すると開花、結実するのが早いとのこと。
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果実は楕円形ないし倒卵形、長さ約10センチのなし状果。秋に黄色に熟し平滑で芳香がある。果肉は堅くて酸味と渋味があって生食はできないが、氷砂糖を入れた焼酎漬けてカリン酒をつくり、砂糖と生薑(ショウガ)をともに煮つめた汁を固めて「かせいた」という菓子にする。秋になると・・・黄色に熟します。↓↓
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また、輪切りにして砂糖とともに煎じて、鎮咳(ちんがい)、利尿の薬にする。成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。
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名は、材の木目が東南アジアに産するマメ科のカリン(花櫚)に似ているからという。長野県などでカリンと称して生食したり、菓子、ジャムなどにするものは、果実の表面に綿毛のあるマルメロのようです。
別名、安蘭樹(アンランジュ)。中国では「木瓜」と書く。ギリシャ語の「chaino(開ける)+melon(リンゴ)」が語源で、「裂けたリンゴ」の意味。果実は生薬名を和木瓜(わもっか)という(但し和木瓜をボケやクサボケとする人もあるし、カリンを木瓜(もっか)とする人もいる。カリン、ボケ、クサボケは互いに近縁の植物である)。
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花・果実とも楽しめ、さらに新緑・紅葉が非常に美しいため家庭果樹として最適である。語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いと昔の方から言い伝えられているようです。
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by hime-teru | 2010-04-26 22:52 | 【か】行の花 | Trackback | Comments(1)