2012年 05月 31日
【安曇野をたずねて・・・】
2012.05.23 安曇野にて撮影
安曇野は松本盆地の梓川以北に広がる平地。水田地帯をなし、信州第一の米作地。西方に連なる飛騨山脈の前山から流出する河川の複合扇状地。米作が盛んで「信州の穀倉」といわれ、臼井吉見の小説『安曇野』によって全国的に有名になりました。

黒澤明の晩年ころの映画「夢」第八話「水車のある村」のロケ地になった。この原風景が見たくて出かけました。

映画にでてくる水車です。
脇を流れる蓼川(たでがわ)の流れで水車がゆっくり回る。(今日は止めてありました)


◆黒澤監督が、「水車のある村」に注いだエネルギーは尋常ではなかったそうです。踊りの様式、楽曲の選定が周到に行われ、「菊の会」を中心に行われた踊りや行進のリハーサルも 実に徹底していてスタッフら関係者を驚かせたとのこと。本番当日には、原田美枝子などの有名どころだけでなく、かつて「七人の侍」や「赤ひげ」などで苦労を共にした“顔の知られてない俳優たち”も多数参加しての熱演だったとのことです。

黒澤監督が「水車のある村」の舞台として選んだ風景をそのままに、安曇野の自然を大切に守り続けています。と大王わさび『農園の説明板』です。

安曇野の原風景になっています(農具)昭和の初めに各地で使われていました。

また、安曇野を舞台に、NHKの朝ドラ『おひさま』(昭和初期の戦争へ向かう激動の時代、人々に希望を照らすヒロインの半生を描いた物語)の舞台でも身近になりました。

【道祖神のある風景】
男女寄り添う石仏が多く最近は一つの観光地になっています。農道に散在する道祖神は、日本の原風景。
道祖神(どうそじん)道陸神(ドウロクジン)さえ(塞・幸)の神とも言われ、外来の悪霊をさえぎる神、境の神、道の神とされているが、防塞、除災、縁結び、夫婦和合などの神ともされている。


神社に祀られていることもあり、御神体は石(自然石や丸石、陰陽石)であることが多く、神名や神像を刻んだものもある。

古典などにしばしば登場し、平安時代に京都の辻に祀られたのは男女二体の木の人形であった。神像を祀っていなくても、旅人や通行人は峠や村境などでは幣(ぬさ)を手向けたり、柴(しば)を折って供えたりする風習も古くからあった。境は地理的なものだけではなく、この世とあの世の境界とも考えられ、地蔵信仰とも結び付いている。

『旅行安全、防疫、縁結び、性の神、子どもの神ともされ、小正月の『左義長』は道祖神の祭といわれる。
旅の先駆を勤めた猿田彦神にも擬し、地獄と現世の境、賽(サイ)の河原で亡者を救う神にもなっているようです。』
【清流に生きるワサビ畑】
豊かな田園風景の中に、日本有数といわれる「ワサビ畑」があります。

【山葵・ワサビ】
アブラナ科の多年草。日本特産で山間の渓流の砂礫(されき)地に生える。全草に特有の香気と辛味をもち、とくに根茎には鼻につんと抜ける峻烈(しゆんれつ)な匂いと辛味があり、これをすりおろしたものは刺身やちらしずし握りずしには欠かせない日本独自の香辛料である。

ワサビは平安時代に香辛料として用いられ鎌倉時代は寺院でワサビ汁が食べられ、室町時代には酢と混ぜた山葵酢でコイの刺身を食べた。栽培は江戸時代駿河の有東木(うとうぎ)で始まり、徳川家康はそれを愛好し門外不出の御法度(ごはつと)品に指定したと伝えられる。

蕎麦の薬味にワサビ、すしとワサビの結び付きは江戸後期からですが、一時、握りずしはぜいたく品とされ衰退するが、『ワサビと寿司』の組合せが全国的に広がるのは明治になってからのようです。

実を申しますと安曇野行きは私の少し遅れた誕生祝いの御食事の旅で御座いました。綺麗な風景と美味しいお水と某ホテルのフランス料理つきで御座いました。感謝。

そして・・・美味しいコーヒー♪

2012年 05月 31日
【紫陽花】
2012.05.26 我が家にて撮影
お仏壇のお花を買いに近所のお花屋さんの店先で華やかな紫陽花が目にとまりました。愛くるしい姿を眺めていたら、店主の女性が半額でいいわよ!と仰るので・・・、買ってしまいました(^_^)。

【ダンスパーティ】という名前が付いておりました。ガクアジサイの改良品種のようです。
なるほど!花の大きさと言い、衣装と言い、貴婦人達が個性的な衣装で踊るダンスパーティ?のような華やかさです。


紫陽花はユキノシタ科の落葉低木。観賞用として広く栽培されている。

花が青紫色で中性花の萼片が皿形につぼまる『ウズアジサイ』花が八重咲きになる『ヤエアジサイ』など品種が多く、セイヨウアジサイ(ハイドランジャ)はヨーロッパでアジサイを改良したものである。

ヨーロッパへは1789年に、日本から中国に渡っていたアジサイをイギリスのキュー王位植物園に導入したのが初めで、その後ヤマアジサイ、ベニガクなども渡って交雑育種され、多くの園芸品種が育成されました。白、桃、紅、赤、青などの花色や大きさに変化があり、矮生(わいせい)で花が咲く品種もある。

日本にも逆輸入され鉢植えや公園などに広く用いられている。日本に自生するものは北海道、本州北部に分布するエゾアジサイ、アマチャ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなどがある。

この紫陽花は日本の加茂花菖蒲園の育成品種とタグに書いて御座います。

日本の額紫陽花の2~3倍ほど大きなお花です。

◆…span style="color:rgb(0,153,51);">アップ済みの紫陽花もクリックでご覧下さいまし。…◆
【紫陽花-1】
【紫陽花-2】
【紫陽花-3】
【紫陽花-5】
【紫陽花-6】
【紫陽花-7】
【紫陽花-8】
【紫陽花-9】
2012年 05月 21日
世紀の天体ショー
2012.05.21 自宅撮影
※カメラ(ソニーα55) ※レンズ(ミノルタ200/2.8 APO ※テレコン2倍 ※フイルターND8+偏光フイルターで撮影
【金環日食】
国内で観測されるのは昭和62年の沖縄県以来25年ぶり、3大都市圏を含む広い範囲での観測は実に932年ぶりで平安時代以来となります。

埼玉は午前6時15分すぎから太陽の一部が欠ける部分日食が始まりました。



午前7時34分から約4分間ほどの太陽と月のコラボレーションの金の指輪が、クッキリと空に輝いてくれました。素晴らしい天体ショーになりました。

「食の最大」は上1番目の写真です。




太陽の90%が隠れました。ご近所さんと始めて見る天体ショーに息を呑み、思わず笑みがこぼれ感動と感嘆の声 ”綺麗なリング♪”と、幸せを分かち合いました(*^_^*)午前9時過ぎに日食が終わりました。
≪もしかして・・・?≫
「ベイリービーズ?」
拡大してみたら・・・、リングの細い部分が月面の凹凸により途切れビーズが連なったように見える「ベイリービーズ」と呼ばれる特徴的な現象の様な撮影が出来た。違うかな~~~!

次回の金環日食が都内で見られるのは、300年後の「2312年4月8日」だそうです。
雲の切れ間から見える幻想的な部分日食になりました。絵画の世界ですね。




※参考までに
【日食】
地球から見て太陽との間に月が入ってきて太陽が月の背後にかくされる現象。地球、月、太陽の相対位置により〔皆既食〕〔金環食〕〔部分食〕の三つがある。観測者から見て太陽面の一部または全部が隠される現象をいうのです。
【金環食】
今日の金環食は 日食の際、月の視直径が太陽より小さいため光球を隠しきれず、縁の部分が細い金の環になって残って見える”金環日食”です。地球から月までの距離が比較的遠くなったり、太陽の距離が比較的近くなったりして本影が地表まで届かない場合に見られるのです。
2012年 05月 20日
【 牡丹 】
2012.05.01~我が家にて
毎年、牡丹の花撮影をしておりますが、今年は例年よりも遅う御座いました。5月の連休に咲き始めましたが、あいにくの冷たい風雨に見舞われてしまいました。
丁度、外壁の工事中で、傘を差してあげる暇もなく短い命でした。可愛そうな事を致しました。
それでも、律儀に咲いてくれた今年の牡丹です。毎年違うお顔を見せてくれます。









※なお、牡丹の説明は下記を開いて(クリック)ご覧いただければ幸いです。
アップしない年も御座いましたが・・・、いろんな表情の牡丹ももう一度・・・?
2006年 【牡丹】
2008年 【牡丹】
2009年 【牡丹】
2012年 05月 15日
【ブルーベリー】
2012.04.27 我が家にて
今年も咲いてくれました。 狙って・・・。”パチリ!” 『雨の滴のキラリ宝石』 素敵でしょう♪

ツツジ科小低木。北米原産で日本のツルコケモモに近縁。

北米で多く栽培され二十数種あり。夏、涼しく湿り気のある土地を好む。

果実は直径1センチほどで青色、適当な酸味と甘味があり、生食のほかジャム,ゼリー等にされる。

葉形は卵形から長卵形、全縁で長さ1センチ、多くは落葉性である。4~5月に白色の小鐘状花を房状につける。

2012年 05月 11日
【 ルナリア 】
2012.04~05月 我が家にて
「大判草」のドライ・フラワーを姉から貰い、種を蒔いたのが1年前、10センチ程度で1年目の冬を越す。2年草と聞き、待つこと1年、今年は紫の花をつけてくれました。

【ルナリア】
「Luna」はラテン語の「月」の意味で、実の形が月に似ているため果実から付いた名前でしょう。
乾燥した実(種)は澄みきった冬の夜空に浮かぶ月の様相です。

でも・・・、どちらかと言えば・・・まるいお月様の形ではなく、16世紀以降の日本において生産された楕円形の延金の大判小判の形に似ているように思います?

和名は【ゴウダソウ(合田草)】果実が薄く半透明で銀色に輝くのでギンセンソウ(銀扇草)又、形から「 大判草」と言う地域もあるようです。

アブラナ科の二年草。大根や菜の花の仲間。欧州原産のアブラナ科の1~2年草。高さ70~80センチ、全体に粗毛がはえ葉は卵心形、縁には鋸歯(キョシ)がある。日本へは1901年(明治34)合田(ごうだ)清がパリから種子を持ち帰り栽培したのが最初で『ゴウダソウ』の名がある。

草丈0.4~1メートル。茎は上部で分枝し5月に直径約2センチの淡い紫紅色でダイコンに似た4弁花を総状につけ、芳香のある花を多数開く。

開花後1ヶ月過ぎに全体が緑色で小判型のオブジェが誕生。扁平(へんぺい)な果実が肥大し径4、5センチの小判形となる。

さやの中に種が透ける。財布に小銭が入ってるように見えますね。
果実は熟すと隔膜のみを残して他の部分は枯れ落ちる。これをドライフラワーとする。
『熟後に外皮を除くと銀白の莢膜(きようまく)が現れ、ドライ・フラワーになる』 乾燥すると白くなって揺らすと澄んだ金属音を発する。

耐寒性が強く春に播種(はしゆ)すると翌年の春開花する。私は秋に蒔き2年後の春に開花しました。
2012年 05月 09日
誕生日
※早朝から可愛い孫から”おめでとう”電話、友人数人からのメールメッセージ、果報者で御座います♪
日々平穏に暮らせることに、心から幸せを噛みしめ感謝で御座います。
『これからです。学びます』と、声高に言いたいのですが・・、知力は元々持ち合わせがありませんし、体力の衰えは歩み寄る歳波には逆らえません。
今を大切に、趣味の中に一筋の光を追いながら・・・、これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

2012年 05月 07日
【 スーパームーン 】 1日過ぎて・・・
2012.05.07 21時 撮影開始
(赤いお月様)『スーパームーン』から1日後の月は赤く夜空を照らしています。
低空に輝く月は暗くて赤っぽく見えることがあります。地球の周りには大気の層があり、月の光は必ずこの大気の層を通して私たちの目に届きます。大気は透明に見えますが、長い距離を考えると塵や埃、水蒸気などの影響により月の光は減光され、波長が長い赤い光が邪魔されにくく遠方までよく届きます。このため月は高度が低いほど暗く『赤っぽい色合い』になります。、
※赤い朝日や夕日同じですね。
地球に接近した今日の月は薄雲(水蒸気)などの影響でしょうか?赤く見えますが明るいですね。

撮影は我が家のベランダから、スーパーの看板と微かに家並みの屋根(見えるでしょうか?)
月はまだ大きくて明るい♪(*^_^*)。

2012年 05月 06日
スーパ-ムーン
2012.05.06 (望月)
月が地球に接近したときに満月になると 『スーパームーン』 になる。今日が望月(満月)なので撮影してみました。
NASAの報道によると、月が地球に一番近づくのは日本では6日の昼の12時34分ごろとのこと。
日本でスーパームーンとなるのは5~6日の夜「スーパームーン」が見られるとのことでした。
〓見られました。撮りました〓
地球からは普段よりも 14%大きく、30%明るく見える。
クレーターもクッキリ見えますね♪

2012年 05月 04日
【 赤芽柏 】 別名 … 大葉紅槲 (おおばべにがしわ)
2012.04~05月 我が家にて
トウダイグサ科の落葉高木。幹は直立性で二次林に群生するものは2、3メートルのものが多いが、老木では15メートルにも達する大木になるようです。芽吹く赤い若葉が目が覚めるような!何とも綺麗な赤い芽ので、大木にならぬよう植木鉢にて眺めています。

若枝や葉に赤褐色を帯びた柔らかい星状毛がある。単性花で雌雄異株。

雨に濡れると殊の外赤くて瑞々しい。

別名、大葉紅槲と言われるように葉が大きくなってきました。

葉は互生し卵円形が基本ですが変化していきます。浅く尖裂し、長さ10~15センチ、幅5~15センチ程になります。。

1ヶ月過ぎて真紅の葉は色あせて緑葉に変化しつつあります。

6、7月、枝の先に円錐花序をつくる。果実は球形の裂果で、表面に柔らかい長刺がある。今年、花が咲いてくれると良いのですが・・・。写真は花の雄花ようですが・・・?、

樹皮に苦味物質ベルゲニンを含み、胃腸薬に用いる。

材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭などに用いる。
若い芽に赤色を帯びた軟毛があり古くは葉に食物を盛り、カシワの葉と同じ使い方をしたので、アカメガシワの名がつけられた。

本州の東北地方から沖縄にかけて生育し、朝鮮半島南部、中国にも分布する