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【5月・6月のお点前】

            ★… H、20年 【 5月・6月のお点前 】 …★
【5月29日】 『和巾・香月花月
★【和巾】
四ケ伝の一つ「相伝による稽古事。 2月21日「和巾」参照下さい。
一重口水差し。 茶杓は中節。棗は淡々斎好の桑中次。和巾・仕覆は名物布。 水指の前に和巾にのせた中次を飾って向付け。名物裂(めいぶつぎれ)で作った古帛紗の上に袋に入れた中次(なかつぎ)をのせて扱う点前です。
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★【香月花月
花月式の一つで、付物花月のうち平花月に聞香作法が付いたもの。重香合の3種の香の内1種を選んでたき三服点ての花月を行い、その香銘を題にして、順次自詠の和歌・俳句・詩等を書くお点前でう。客四人、亭主一人の主客五人で行います。花月札と小の折据(おりすえ)を用います。
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お題は「唐衣」 『参考』 ★唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ… 在原業平朝臣
よくいわれている「かきつばた」の和歌です。
 「か」→ 唐衣
 「き」→ きつつなれにし
 「つ」→ つましあれば
 「は」→ はるばるきぬる
 「た」→ 旅をしぞ思ふ
↑さすが業平さま!八橋にかきつばた。ただ単に旅の歌でなく複合的要因が詠まれて、ついつい、いろいろなことを思わせる和歌です。旅も人生も・・・直訳で「思えば遠くに来たもんだ・・・」なんて・・感じでしょうか?

【6月26日】 『名水点前・台天目
★【名水点前】
夏に涼しさを表現する名水点前。名水を用いて茶を点てる。流儀によっては約束はあるが特に決まった作法はなくめいすいの扱いのみ。名水であることをあらかじめ知らせる為に水指に注蓮縄を張ったりします。すでに名水が釜に入れられている場合は、釜の蓋に紙こよりで封をしたりします。客の心得としては茶を飲む前に水や白湯を所望して主の心入れを汲む。
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★【台天目の3つ飾り】
「相伝による稽古事」 天目(てんもく)茶碗を台にのせて扱う点前です。
もともと献茶や貴人喫茶ないし初期茶湯は台天目で行われていた。この天目が他の茶碗に代えられ、台から畳に下ろす工夫によって茶湯が発達したとのこと。
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 ☆ 水指    曲げの水指 (全体を水で湿らせておく)
 ☆ 茶杓    真の茶杓 (象牙)
 ☆ 茶碗    天目茶碗 由緒ある唐物 (お台の方も唐物なので大切に扱う)
 ☆ 茶入れ  和物
 ☆ 建水    唐金
 ☆ 蓋置    竹
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Commented by 蘭翁 at 2008-07-09 11:30 x
こんにちは、お茶(お点前)シリーズ、いつも楽しみにしています。素晴らしいですね。今回、1つ気になることがあります。間違っていたらごめんなさい。・・・紙垂(しで)の折り方が逆のように見えます。ノの字に見えるようにと覚えていますが・・・・・神社とは違った流儀なんですか?
Commented by hime-teru at 2008-07-09 23:22
蘭翁さま、貴重なご指摘ありがとう御座います。紙垂の折り方は古式には吉田流・白川流・伊勢流があり、吉田流は「ノの字方の四垂」伊勢流は「二垂」と折り方があるようですが・・・。写真の水指(四角)には前に2本横に1本の紙垂を垂らすのが決まりのようで、詳細が解らないのです。写真入りの参考本には注意書き等なく、伊勢流の「二垂」をされることもあるようです。
でも、私が思いますには(神社の紙垂の折り方注連縄と同じ流儀だと思います)
写真は作って頂いた縄にやっとの事で紙垂を挟み、お点前中に動いてしまったものをアバウトに撮影してしまいました。(最近では藁で縄を綯う機会など皆無)私も綯う事が出来ないような?恥ずかしい限りです。
Commented by 蘭翁 at 2008-07-09 23:31 x
私どもの神社では「吉田流」と聞いたことがあります。手前、手前、手前とノの字に折ります。注連や玉串用に祭りの度に折っています。伊勢流というのは知りません。また、教えてください。
by hime-teru | 2008-07-08 23:17 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(3)