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【鷺草・サギソウ】

               ★… 【 鷺草 】 サギソウ …★
         撮影は、H19,6,27我が家にて(今年も咲きました)
野生ランの一種であるサギソウはラン科の多年草。本州、四国、九州の日の当る湿地に生え、観賞用にも栽培されている。高さ20~40cm。径約3センチの花を2~3個開き下半部に披針形の葉を互生する。
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夏、花茎の先端に白色の美しい花をつける。唇弁は大きく3つに裂け側裂片は広く扇状に展開し縁は細かく裂けるのが特徴である。
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萼片は3枚は緑色で小さいが花弁3枚は白色で目だつ。唇弁は大形で周辺が細かく裂け後方には長い距がある。この花形がサギの飛び立つ姿にみえるのでサギソウの名がついた。
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地中に球根をつくって冬を越し春に発芽する。葉は細く茎を抱くようにして5~7枚互生する。園芸品種は、葉に白や黄の覆輪斑の入るものが栽培されている。浅い植木鉢に植え発芽前に上質のミズゴケに植え替え十分日に当てる。
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鷺が羽根をひろげたような花ですが、優雅にバレーを踊っている天使のようにも見えます。優雅に羽ばたく白鷺の精巧で繊細な花姿は誰もが納得する美しい花ですね。
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かつては日本の各地で見られましたが、湿地の開発と共にその数は激減し絶滅危惧植物となってしまいました。
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◆…『鷺草の由来』…◆
鷺草の名前の由来は、現在の世田谷が舞台のようです。「室町時代、世田谷城主吉良頼康には、常磐姫という美しい側室がいて、頼康の愛を一身に受けていた。古くからいる側室達はねたみ、常磐が不義をしたと挙って、あらぬ告げ口をする。頼康も次第に疑心暗鬼に浸り遠ざけてしまいます。悲しんだ常磐は幼い頃から愛育した白鷺の脚に遺書を結び両親の住む奥沢城に放った。たまたま奥沢城付近で狩をしていた頼康が白鷺を射落としたところ、脚に手紙が結んであったので開いてみると、常磐の遺書であった。驚いて急ぎ頼康は帰館したが、ときすでに遅く常磐は落命していた。白鷺の射落とされた場所から一本の草が生え、やがて鷺に似た可憐な花を付けたのである。それが鷺草である
話にはいろんな形があり、真偽のほどははっきり致しませんが「世田谷の常磐伝説」の鷺草の由来と言われるものです。
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現在の九品仏の浄真寺の境内には鷺草園があり毎年可憐何花が咲き参拝客の目を楽しませているそうです。亡くなった人の命が再び花の姿となって生まれ変わる。輪廻転生思想は洋の東西を問わず多くの民話や童話で語られています。
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by hime-teru | 2007-06-28 22:16 | 【さ】行の花 | Trackback | Comments(0)