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4月のお点前 ・ 【 盆点 】 4/5 『炉』 4/19  『風炉』

             ★… 4月お点前 【 盆点 】 …★
   ★平成19年 4/5  【 盆点 】 ・ (炉) → 11月から4月まで
【盆点】は茶通箱・唐物・台天目と共に【四ヶ伝】と呼ばれ上級で行うお点前で「台子点前」の基礎となります。
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花…ヤマブキ・ニリンソウ
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軸…柳緑花紅 (やなぎはみどり はなはくれない)
毎年、春になると当然のように柳はみずみずしい緑の葉を芽吹かせ、花は美しい真紅の花を咲かせます。自然の摂理に従って誰に頼まれたわけでもないのに春が来るたびに葉を茂らせ花を咲かせます。このあたりまえの事実を北宋の詩人、蘇東坡は「柳は緑、花は紅、真面目」と詠じました。この、あたりまえのことが真理の実相だと蘇東坡は言っています。
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四ヶ伝→茶入れは伝来物(大名物)を使います。
伝来物とはいわれ(由緒)の深い茶道具のことです。利休以前の名物を「大名物」利休以降の小堀遠州までの名物は「中興名物」と呼ばれています。
大名物   ・ 千利休以前、室町期に選ばれたもの
名物     ・ 桃山時代のもの
中興名物  ・ 時代初期に小堀遠州が選定したもの
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「大名物」には八代将軍義政が東山山荘で秘蔵していた「東山名物」村田珠光が愛好していた「珠光名物」珠光の高弟である堺の鳥居引拙所蔵の「引拙名物」武野紹鴎の「紹鴎名物」そして「利休名物」。さらに奈良の松屋に伝わった「松屋三名物」摂津の石山本願寺に伝わった「本願寺名物」も含まれます。

一期一会の心。お茶を通して人と人、人、何百年も昔にそのお道具を作った作者を思い、時代の変遷を経て愛でられ続けてきた茶器と出会えた時は驚きと感慨深いものを覚えます。
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★平成19年 4/19  【 盆点 】 ・ (風炉) → 5月から10月まで 
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花…オダマキ
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茶入れは大名物 ※盆点盆(四方盆)・(茶カブキ盆)・(丸盆)の真塗
盆点盆(真塗り)は20㌢四方ほど大名物のお茶入れを乗せます。
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茶杓は利休型真、象牙のお茶杓です。
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口伝
茶通箱以上お点前は「伝物」と言い、教本のない【口伝】のお点前ですので記述は控えさせて頂きます。口伝のお点前は、由緒ある格式の高いお道具を用いるため、より丁寧な扱いや所作が求められます。(四方盆に茶入れを載せるのも代々伝わっている由緒あるお茶入れだからです)ほとんどが濃茶点前です。
◆濃茶のお点前になると帛紗は四方捌きを致します。天・地・東・西・南・北を清めるという意味があるそうです。茶道の根本は仏法の教えと陰陽五行学から成り立っています。
◆なお、四ヶ伝は見て聞いて覚える「口伝のお点前」です。メモ取りは御法度なのです。

◇茶は服のよきように点て、舌の先で美味しいと感じることだけでなく一生懸命に点てたお茶を  客がその気持ちも味わっていただく。
◇炭は湯が沸くように置く → (適材適所を極め)
◇花は野の花のように生け → (溢れんばかりに生命力を愛で)
◇冬は暖かに夏は涼しく → (余計な煩悩を脱ぎ去って)
◇刻限は早めに → (時に追われるのではなく追うように)
◇降らずとも雨の用意 → (本末を配慮して)
 そして・・・
◇”相客に心せよ。心の目で相客せよ”
利休は七則において口伝『茶道に大事の習いという事さらになし』お茶は、すべて人を敬するところから発すると語ったとされます。
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【基本薄茶】時間ありましたので基本薄茶のおさらいも致しました。
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by hime-teru | 2007-05-01 20:49 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)