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★本年も どうぞ宜しく お願い申し上げます

厳寒の候
ゆったりと時が流れてゆくそんな思いを誘うお正月7日間が過ぎていきました。
お休み期間中、このブログに、ご訪問下さいました皆様には心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。(^_^)
本日より、また、花や風景との出会いを大切に愚作写真ではございますがアップしていきたいと思っています。どうぞ、変わらぬお付き合いを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。                              かしこ
    ☆♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♪☆
             ★… 【万両】【千両】【百両】【十両】 …★
                 撮影H18.12月 我が家にて
万両・千両・百両・十両・一両の実は、何れも秋から冬に赤熟し、その赤い実も小粒です。そのため古来、これらの赤い実を付けた植物はお正月の縁起物としてもてはやされてきました。
 【万両】
センリョウより沢山実が付くことから、 マンリョウの名前が付いたと云われる。園芸種では白や黄色の実を付けるものがあります。
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ヤブコウジ科の常緑小低木。アジアの暖温帯に広く分布し、日本では関東地方南部より西の暖地の林内に生える。茎は直立、高さ30~100cm、葉は互生し長さ7~12cmの長楕円形、表面には明点と黒褐色の点がある。7月頃白色の5弁の小花を集めてつける。花は径8mmほどで星形。果実は球形で赤熟し冬から春まで残るので光沢のある葉とともに正月の生け花としてよく使われている。
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                  実が出来はじめの頃↓
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マンリョウ系の名は18世紀末ころから使われ始めたが、初めはまん竜、万量、万里ゃう等と書かれ、文政のころから万両として庶民に定着し始めた。
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万両はカラタチバナの中国名「百両金」に対応した名と考えられる。江戸の終わりにブームとなり斑(ふ)入りや葉変わり等作られ明治には53品種が記録されているとのこと。
       白い万両はは鳥が我が家に運んでくれたものです。
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       突然変異でしょうか?毎年このような色の万両も・・。
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 【千両】
本州中部以南から台湾、インドなど暖帯から熱帯に分布。山林の半日陰に自生する常緑小低木。花は黄緑色で小さく果実は球形で赤く熟する。
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センリョウ科の小さな常緑低木。アジアの温暖帯から熱帯に広く分布、日本でも東海地方より西の山地林内に自生する。茎は高さ50~80cm緑色で柔らかい。葉は十字対生、上半にだけ鋸歯がある。夏に茎頂に複穂状花序をつけ黄緑色の細かな花が咲く。冬に赤色の丸い実をつける。黄色の実をつける変種キミノセンリョウもある。花が終わり可愛い実がつき始めました↓
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 【百両】 「唐橘・カラタチバナ」     
江戸時代のタチバナは非常に高価で 百両以下では手に入れることができないため「百両金」と呼ばれました。
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ヤブコウジ科の常緑小低木。単にタチバナ、コウジともいう。高さ30~60センチ枝を分けない。葉は互生し濃緑色でつやがある。広披針形で先は細くとがり縁に波状の歯牙(しが)と腺体がある。7月ころ4~7センチの柄の先に約10個の小さい白色花を散形につける。星形に深く五裂し雄しべ5本、雌しべは1本。果実は球形、径6、7ミリの液果。11月に赤く熟し年を越しても残る。
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果実の白いシロミタチバナ、黄色に熟すキミタチバナ、葉の斑(ふ)入りなど園芸品もあるようです。
 【十両】 「ヤブコウジ」
ヤブコウジ科の常緑小低木で、原産地は 日本~中国 開花期1~4月で 結実期10~12月です。 ヤブコウジの名は近代になって付けられたが、語源 は古く赤い果実を山のミカンに見立てたヤマタチバナ(山橘) の名で良く知られていた。それがヤブコウジ(藪柑子)になったという。
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ヤプコウジが「お目出度い」といわれるのは、いつまでも同じ葉と同じ実をつけ続け私たちに「永遠の生命」を感じさせてくれるからのようです。
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ヤブコウジはシイやカシの茂る照葉樹林の下で生きる植物のため、茎をすこしぐらい伸ばして葉をつけても光はもらえません。そのため上にはほとんど茎を伸ばしません。その代わり地面に水平に這わせた茎をきわめてゆっくりと成長させながら、さし込む光が少しでも多い場所を探して成長しているようです。
暗い場所で生きるヤブコウジの葉の寿命は長く数年間は同じ葉をつけ続けます。一方、果実は鳥などの種子散布者が見つけてくれるまで長くついています。

  ※※【一両】※※
常緑小低木。腋に鋭い長い刺がある。葉の付け根から出ているトゲが蟻をも刺し通すという意味で、お正月のおめでたい時のお飾りですが、私はアリドオシには、まだお目にかかれません。
和名あるいは別名として認知されている植物のようです。最低額の「一両」も欲しくなったのでしょうか?アリドオシ(蟻通)が一両となっていますが、「千両・万両・有り通し」で、「金は千両も万両も一年中あるよ!」ということらしくアリドオシが選ばれたようですね。
アリドオシはアカネ科の植物で葉の付け根に鋭い刺があり本来は蟻をも刺し通すと云う意味でつけられた名前のようです。ユーモアを持って選ばれたのでしょうか?この植物は草丈が1m近くあり、刺もあるそうですので、十両(ヤブコウジ)との釣り合いが悪そうで納得致しかねますが・・・・。
アリドオシはまだお目にかかったことがありませんのでアップ出来ませんがお許しのほどを。
出会えましたらアップしたいと思います。

千両・万両・・百両・十両・は身近ですが、「一両」まであるとは・・・誰が名付けたのでしょうか?
その下の単位の、分(ブ)朱(シュ)文(モン)疋(ヒキ)等もあるかも知れませんね(*・-・)     
Commented by mikenekohanten at 2007-01-08 20:35
アリドオシに関してですが、
十両のヤブコウジより大きくなりがちであるため、
正月のお飾りとしては地面を這ってヤブコウジより低い
「ツルアリドオシ」を使うそうです(*´▽`*)

自然生態園ではツルアリドオシの花を見ることができました♪
Commented by hime-teru at 2007-01-08 23:30
はゆさん、こんにちは。
あなた様のブログにお邪魔してツルアリドオシの花を拝見致しました。
可愛いお花ですね。(*^_^*)
今度、赤い実もありました見せてくださいね♪
Commented by よしえ at 2007-01-08 23:55 x
 アップで今年はスタートですが、どうもクオリティが低い。プレポケピンアマ。もっともっと丁寧に撮りましょう。

 よしえ
Commented by hime-teru at 2007-01-10 00:59
よしえ様。 早々に「恐れ入谷の鬼子母神」(*^_^*)
あなた様にはごまかせませんね。プレポケピンアマは旅先や記録として撮影しておかなければと急ぎ撮り置きの写真です。不本意な写真も時にはアップしておきたい事もありますので、多めに見てくださいませ。

クオリティが低い?反論はございませんが、写真は被写体と向き合いよい表情を引き出してあげなければ・・と思いながら、シャッターを押しているのですが、時間や気持ちにゆとりがないと、やはり、写真に出てしまうものですね。

「花日記」は、時間をかけて撮影できる時もありますので、又、貴重なアドバイスなど賜りたいと思います。
by hime-teru | 2007-01-08 17:44 | 時事日記コーナー | Trackback | Comments(4)