2006年 09月 20日
白馬の花 … (27) 【高嶺伊吹防風】 【大葉擬宝珠】
セリ科の多年草。地下茎は太い。茎は高さ30~120㌢上部で枝分れする。葉は2、3回羽状複葉、小葉は細かく切れ込む。茎や葉に白色の毛が生える。
8、9月、径約5センチの小形の複散形花序に白色花を開く。蕾は紅紫色で開花すると白くなる。
近畿地方以北の本州、北海道の山地の草原に生え中国産の薬用植物ボウフウに似て滋賀県伊吹山に生えることからこの名がある。
かつてボウフウの代用として感冒薬の処方に用いられたことがある。
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★… 【大葉擬宝珠】 オオバギボウシ …★
花は大きく一方向にさく、葉はコバイケイソウに似る。ユリ科の多年草。唐擬宝珠(トウギボウシ)ともいう。
本州の山地に自生するが、最近は観賞用として庭園に栽培されることが多い。長い柄のある大型の葉をもち若い葉柄は食用とされることもある。
上から見ると・・・宝珠の飾りそのもの。
夏に長い花茎を出し淡紫色のらっぱ形の花を多数総状につける。各花の基部に三角形の包葉が目立つ。
by hime-teru
| 2006-09-20 00:20
| 白馬の花・風景
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