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【靫草】 ウツボグサ

シソ科の多年草。北半球の温帯に広く分布、日当りのよい山野の草地に普通にみられます。群生する茎は高さ10~30cmで断面は四角形。葉の長さは2~5cmあり全体に白毛がある。
6~8月にかけて茎頂に長さ3~8cmの花穂をつける。包葉はゆがんだ心臓形でその基部に3個ずつ、花は紫の唇形花であるが白色や紅色もあるようです。花冠は長さ2cm下唇は3裂する。
  撮影はH18,6,8  この春、親友宅から我が家に嫁いで来ました。
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ウツボグサの名は花穂が弓矢を入れる靫(うつぼ)に似ているので名が付けられた。
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花が咲き終わると花穂は立ったまま枯れて褐色に変わるので漢方では枯れた花穂を集めたものを夏枯草(かこそう)と言い、消炎、利尿剤として甲状腺肥大、乳腺炎、高血圧症、結膜炎などに用いられる。
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シソ科の花はどれも踊り上手に見えますね。                        
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by hime-teru | 2006-06-19 22:47 | 【あ】行の花 | Trackback | Comments(0)