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【源氏物語巻名の花】 巻35・36 『若菜の巻』 フキノトウ

               ★…【 源氏物語巻名の花 】 巻35・36 『若菜の巻』 フキノトウ …★
若菜は単一の植物ではありませんが野菜類が豊富な現代とは違って平安時代の人々は年が明けてからの若菜摘みの到来を一日千秋の思いで待ちこがれていたようです。当時珍重された若菜の代表はフキノトウ、セリ、蕨などでした。
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玉鬘が源氏の四十の賀のお祝いに正月の二十三日は子の日、若菜の賀をささげたいと申し出をしたと書いてございます。

 若葉さす野辺の小松を引き連れてもとの岩根を祈る今日かな … 玉鬘
(意) 「若葉が芽ぐむ野辺の小松を引き連れ育てて下さった元の岩根を祝う今日の子の日ですこと」と、大人びた御挨拶を申し上げ折敷を四つ用意して御若菜を御祝儀ばかりに献上なさった。
                 撮影はH18,5,28  新穂高にて
まだ雪の残る新穂高の山頂で漸く芽を出したフキノトウは平地のフキノトウと違い優しいクリーム色をしておりました。美味しそうです。
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小松原すえのよわいにひかれてや野辺の若菜も年をつむべき … 源氏
春菜摘みの風習は平安時代になると”七日の若菜”の行事として盛んに執り行われていたようです。
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【フキノトウ】
厳しい寒さがやわらぎ、雪解けを待ちかねたかのように、日当たりの良い土手や畦に浅緑色のフキノトウが春を告げます。北海道では一番最初に楽しめる最も人気のある山菜です。フキは雌雄異株の植物なのでその花茎であるフキノトウにも雌雄の別があります。雌の方は花が終わると茎が高く伸びて、いわゆる「トウが立つ」状態になって白い綿毛のある種子が風で飛ばされて散るようになります。雄の方は余り高くは立たずそのまましぼんでしまいます。
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フキノトウは芽出し直後の花が開く前のものを根ぎわから採取すると若いものほど苦味が少なく香りも強くて美味しい。美味しそうに見えますね。
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by hime-teru | 2006-06-05 00:29 | 源氏物語(巻31~巻40) | Trackback | Comments(0)