2016年 12月 06日
【南禅寺】 絶景かな~~ ♪
南禅寺】-(1) 絶景かな~~ ♪ …★
2016.11.22
【南禅寺】
臨済宗のお寺です。ご本尊様は釈迦牟尼仏です。今から710年あまり昔の正応4年(1291年)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創されました。亀山法皇は建長元年(1249年)、後嵯峨上皇の皇子として誕生され、10歳にして皇位に就かれました(第90代亀山天皇)
【法堂】
法堂は、法式行事や公式の法要が行われる場所であり、南禅寺の中心となる建物です。
【三門】(重要文化財)
三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す、空、無相、無作の三解脱門を略した呼称です。山門とも書き表され、寺院を代表する正門であり、禅宗七堂伽藍(山門、仏殿、法堂、僧堂、庫裏、東司、浴室)の中の一つです。
南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、日本三大門の一つに数えられます。
開創当時は永仁3年(1295)西園寺実兼の寄進によって創立、応安年間に新三門へと改築されましたが文安四年の火災で焼失。現在の三門は寛永5年(1628)藤堂高虎が大阪夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したもの。
禅宗様式独特の圧倒的な量感と列柱群が力強さを示しています。
三門の構造は五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、高さは約22メートルです。両側に山廊。それぞれ桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺となっています。明治32年(1899)国指定重要文化財となりました。
『山門楼上内陣の正面には仏師左京等の手になる宝冠釈迦座像を本尊とし、その脇士に月蓋長者、善財童士、左右に十六羅僕を配置し、本光国師、徳川家康、藤堂高虎の像と一門の重臣の位牌が安置されています。また天井の鳳凰、天人の極彩色の図は狩野探幽、土佐徳悦の筆とされています』
「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名です。テレビドラマ『石川五右衛門』歌舞伎の市川海老蔵、紺地に金が施されたどてらは十二代目市川團十郎が歌舞伎で石川五右衛門を演じた際に着用した伝統的な衣装で「絶景かな、絶景かな」という名台詞を京の町に響かせたのは今年の10月でございました。
【佐久間玄藩の片灯寵】
巨大な石灯籠-高さ6メートル余りあり、大きさでは東洋一といわれています。
【南禅寺の境内】
朝日に照らされて・・・・
法堂を一回り
雨のしずくで潤おう
カメラマン並ぶ
★…【2016.11.22
【南禅寺】
臨済宗のお寺です。ご本尊様は釈迦牟尼仏です。今から710年あまり昔の正応4年(1291年)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創されました。亀山法皇は建長元年(1249年)、後嵯峨上皇の皇子として誕生され、10歳にして皇位に就かれました(第90代亀山天皇)
【法堂】
法堂は、法式行事や公式の法要が行われる場所であり、南禅寺の中心となる建物です。
【三門】(重要文化財)
三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す、空、無相、無作の三解脱門を略した呼称です。山門とも書き表され、寺院を代表する正門であり、禅宗七堂伽藍(山門、仏殿、法堂、僧堂、庫裏、東司、浴室)の中の一つです。
南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、日本三大門の一つに数えられます。
開創当時は永仁3年(1295)西園寺実兼の寄進によって創立、応安年間に新三門へと改築されましたが文安四年の火災で焼失。現在の三門は寛永5年(1628)藤堂高虎が大阪夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したもの。
禅宗様式独特の圧倒的な量感と列柱群が力強さを示しています。
三門の構造は五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、高さは約22メートルです。両側に山廊。それぞれ桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺となっています。明治32年(1899)国指定重要文化財となりました。
『山門楼上内陣の正面には仏師左京等の手になる宝冠釈迦座像を本尊とし、その脇士に月蓋長者、善財童士、左右に十六羅僕を配置し、本光国師、徳川家康、藤堂高虎の像と一門の重臣の位牌が安置されています。また天井の鳳凰、天人の極彩色の図は狩野探幽、土佐徳悦の筆とされています』
「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名です。テレビドラマ『石川五右衛門』歌舞伎の市川海老蔵、紺地に金が施されたどてらは十二代目市川團十郎が歌舞伎で石川五右衛門を演じた際に着用した伝統的な衣装で「絶景かな、絶景かな」という名台詞を京の町に響かせたのは今年の10月でございました。
【佐久間玄藩の片灯寵】
巨大な石灯籠-高さ6メートル余りあり、大きさでは東洋一といわれています。
【南禅寺の境内】
朝日に照らされて・・・・
法堂を一回り
雨のしずくで潤おう
カメラマン並ぶ
by hime-teru
| 2016-12-06 20:00
| 旅の情景(京都)
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