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【紫苑】

                           ★… 【紫苑】 菜園の花 …★
                              2015.10月31日
【紫苑】
キク科の大型の多年草。観賞用としてよく栽培される。アジア東部の温帯に分布し日本では中国地方および九州の山地に自生がみられる。
大型で匙形の根出葉があり葉身の長さは20~30cm。長い葉柄にはひれ状の翼がある。茎の高さは1~2mに達するので菜園に植えています。
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散房花序をなして多数の頭状花をつける。頭花は径2~3cmで多数の淡紫色の優美な花をつける。花は外周に十数個の淡紫色の舌状花が並び中央には黄色の管状花がある。平安時代から観賞用としても栽培されている。根は咳止めとして薬用にされる。
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紫苑の花の色のようなやや青味の薄紫色しおに」と言い紫を至上の色をして尊重しただけでなく、色としてもこのうえなく美しく奥ゆかしいと感じていた平安時代の貴族社会では、花の色も紫が特に愛好されていたようです。
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源氏物語、堤中納言物語、今鏡などの平安文学に、織色、重色などとして登場しています。
紫苑の名前と色合いが大好きで菜園に植えて愛でていますが、アゲハが花と舞う光景は美しい。人も蝶もこの花が好きなんですね。
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こんなお花も植えてます。
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by hime-teru | 2015-11-26 00:40 | 【さ】行の花 | Trackback | Comments(0)