2013年 12月 08日
【 上野散歩 】 東京国立博物館 (1)
2013.12/07
東京国立博物館の本館北側に四季折々の花や紅葉に彩られる庭園があります。春と秋に一般に開放されます。ただし、常設館の入館券を買わなければ入れないのですが・・・。テレビで紅葉が綺麗だと放映されましたので上野に用事がありましたので、足をのばしてみました。入館料は600円なり。
【東京国立博物館】
J.コンドルが設計し、明治15年に開館した旧本館は大正12年に関東大震災で大きな被害を受けました。その後、昭和13年(1938)に昭和天皇の即位を記念して開館したのが現在の本館です。
渡辺仁による設計で、コンクリート建築に瓦屋根をのせ、東洋風を強く打ち出し、「帝冠様式」の代表的建築とされています。平成13年(2001)に重要文化財に指定されました。

シンボルの『ユリの木』葉を残した巨木のユリの木、春に咲くランプのような百合の花はそれは見事です。萌葱色の中に灯火が光ります。枝に残っているのは花の咲殻です。名残花の美しさの如く・・・。太陽に向かってきらめいています。

私は春になると、この博物館のユリの木、新宿御苑のユリの大木を見に来るのが年間の行事にしています。堂々たる佇まいに畏敬念を持って仰ぎみるのです。初冬の清んだ青空に両手を広げて背伸びする枝の先まで張りつめた美しい姿に元気を貰い心が和みます。私の大好きな木の一つです。
【上野 表慶館】重要文化財に指定されている建物は必見です。

原産地は北米です。葉は薄くて硬く淡緑色。半纏に似ているので「半纏の木」の名もあります。
【平成館のうら庭の散策】


表慶館から宝物館へ
【銀杏】秋色

【黒門】
旧因州池田屋敷表門。旧丸の内大名小路(現在の丸の内3丁目)にあった鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門です。明治時代、当時の東宮御所正門として移されたのち、高松宮邸に引き継がれ、さらに昭和29年(1954)当館に移築されました。
★黒門に差し込む陽、織り成す幻想的な光景をねらいました

★黒門から公園を望む。

【法隆寺宝物館】(法隆寺献納宝物)
★西の正倉院、東の法隆寺宝物館と並び称される古代日本文化の宝庫です。入場を待つ人の列、水面に浮かぶ桜の葉数枚。


by hime-teru
| 2013-12-08 19:53
| 徒然散策(関東編)
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