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【季節の果物】…「房州びわ」

                    ★… 【 季節の贈り物 】……「房州びわ」 …★
                         2013.06/19
今年も旬の果物(びわ)を頂きました。ありがとう御座いました。季節を味わいながら頂戴しました。”美味しゅう御座いました。ご馳走様 ”
毎年息子のお嫁さんの実家から初夏の旬の季節を頂戴致します。「お気遣いなく」と申しあげますと、ビワに対する特別な思い入れあるからとのお返事が返ってきます。お気持ち嬉しく有り難く頂いております。
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さてさて、大粒の房州びわを始めて食した時の美味しさに心が騒ぎ種を植木鉢に埋めて発芽を楽しみに待ちました(笑)期待に応えて芽が出て今年で11年、すくすく伸びて身の丈が2㍍を越しました。7年目から花が咲き実が付くようになりました。
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初めての実は取るのが惜しくて、野鳥のお口に‥‥( ノ_・。)泣く。次の年の実は可愛がりすぎて実が熟す前に落ちてしまいました。昨年は小粒ですが8個実がなり、そして今年は、花は全枝に付けましたが、天候不順で蜂が飛ばず、一粒のみ(涙)デモ、前年度の倍の大きさ、頂いた”びわ”に引けを取りません。
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ネットで『房州びわ』の栽培方法を検索しますと7.8個程付いている実を1~2個に間引いています。斜面に植えてあるびわの木の花摘みは手間のかかる大変な作業で重労働、後継者不足が伝わり心配です。
【地味で白い芳香のある花】
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明治42年から皇室へ毎年献上している初夏の味覚「房州びわ」は、肉厚で、大粒、みずみずしさが特徴。ゆえに、非常にデリケートな果物です。”桃”同様、乱暴に扱うと、たちまち傷が付いてしまいます。
房州の特産品として栽培の歴史も250年と古く、伝統的な栽培方法を守りながら、長崎に次いで全国2位のビワの生産量。明治42年以降、第2次世界大戦の一部の時期を除き皇室への献上が、今年で献上104周年(献上99回目)になるのだそうです。
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頂いたビワ(上の写真)は南房総富浦産『瑞穂』の名前があります。「房州びわ」は、「田中」×「楠」の改良種で大きいものは100g前後で、誕生酸味が少なくほどよい甘みで果汁も豊富です。うぶ毛と白い粉(ブルーム)が残っているものが新鮮なビワだそうです。

枇杷】
バラ科の常緑高木。中国原産。江戸時代の末期に渡来。日本でも福井県などで野生がみられる。枇杷の木は温度の関係で南房総(千葉県)より北では本格的な栽培はされていないようですが、近年の温暖化で栽培可能地域が北に広がる可能性があるかも知れませんね。

名は果実の形が琵琶に似ているから転用されたとも、葉が琵琶に似ることによるとも言われます。
by hime-teru | 2013-06-22 22:32 | 時事日記コーナー | Trackback | Comments(0)