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石蕗 (ツワブキ)

キク科の常緑の多年草。日本特産で海岸近くの岩の上に自生しています。
開花時期は10月~11月末頃。葉は蕗(ふき)に似てつやがあるから”つやぶき” それが変化して「つわぶき」になったようです。秋から冬にかけて写真のような鮮かな黄色の花が数個総状に咲きます。葉は冬から春にかけて若葉をつみとって塩ゆでして食用となる。九州名産の「佃煮キャラブキ」はこのつわぶきで作られている。葉を火であぶったものは腫れ物や湿疹に薬効がある。
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毎年、春、秋と京都を訪ねていますが、殆どのお寺のお庭の石の傍で石蕗が楚々と咲いて風情を添えている姿に出会います。写真は今年の秋、大徳寺派塔頭「芳春院」で撮影しました。
我が家のツワブキは生長が良くて葉が30センチほどになるので葉蓋としてお茶のお点前の水指に使う時もあります。

☆(花言葉、愛よ蘇れ)

「いくたびか 時雨(しぐれ)のあめのかかりたる 石蕗の花も つひに終はり
ぬ」 斎藤茂吉 12月ににはいると・・・
Commented at 2005-11-28 15:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hime-teru at 2005-11-28 22:49
mi 様、コメントありがとう。今年の京都は急に冷え込んだせいか、綺麗な紅葉に出会えました。写真をお褒め頂きまして身に余る光栄です(^^)。これからも写真の勉強を続けよう!と言う気持ちと気力を頂きました♪サンキューです(^_^)
by hime-teru | 2005-11-25 23:52 | 【た】行の花 | Trackback | Comments(2)