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【半夏生】 2012.07.01

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                           2012.07.01 家庭菜園にて
【半夏生】はんげしょう
七十二候の一つ。夏至(げし)の第三候にあたる。現在は雑節の一つとして残っている。
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太陽の位置が黄経100度にあるときと定義されているが、暦のうえの入梅は80度、夏至は90度であるから、
半夏生は夏至を挟んで入梅と対称の位置にあるときにあたり、陽暦では7月1日&2日ごろとなる。
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今年は閏年、カレンダーでは今日7月1日が”半夏至”に当たります。田植はこの日までに終わり、梅雨はこの時から明けるとされるが、関東の季節は目下梅雨の中休み」来週は梅雨らしい天候が続くそうです。

【うるう秒】挿入日2012.07.01
今日は、地球の自転の遅れの調整が3年半ぶりに挿入されました(1日の午前8時59分60秒に表示)日本の標準時決めるNICTの電光掲示板

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【七十二候(⇒節気)】
十二候(中国、日本に古くから普及している季節の区分)
二十四節気(太陽の黄経によって1年を24等分したものである)
昔中国では各気をさらに三候に細分して『七十二候』とし、中国の故事にちなむ名前や自然現象にちなむ名前をつけて呼んでいた。七十二候が完備し、それがそのまま日本の暦に採用された。だが、中国と日本とでは気候が必ずしも一致せず、動物や植物にも多少の違いがあるので、江戸時代に日本独自の『本朝七十二候』がつくられた。

現在では二十四節気による季節区分の方法はとらず、通常は欧米諸国と同じく3~5月を春、6~8月を夏、9~11月を秋、12月~2月を冬と区分している。半夏生(はんげしょう)は現行暦でも雑節として残されているのである。

【半夏生】 はんげしょうの花
ドクダミ科の多年草。低湿地に群生し、本州から沖縄、および東アジアに分布する。地下茎は長く横走する。高さ0.5~1メートル、全体に臭気がある。葉は互生し卵形で基部は心形、花序の下の2、3枚の葉は白くなる。
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六月末から七月、葉と対生して垂れ下がる穂状の花序をつくり、基部から先端に向かって徐々に白色の小さい花を開き花序はやがて直立する。包葉は花序軸にはなく長さ2~3ミリの小花柄の先につく。
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花は両性、花被(かひ)はない。雄しべは6本で心皮と対生、基部は心皮に合着する。雌しべは四枚の心皮からなり、基部は互いに合生する。胚珠は一心皮当り2個であるが、種は一心皮に1個できる。
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名は花期が半夏生(7月2日ころ)のころであるからとも、葉の下半分が白色なので半化粧の意であるともいわれる。別名カタシログサ(片白草)ともいう。


2010年の 【半夏生】
2006年の 【半夏生】
by hime-teru | 2012-07-01 17:08 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)