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【 大横川 サクラクルーズ 】 (5)  大潮の運河めぐり・・・隅田川~勝ちどきマリーナ 

        ★… 【 大横川 サクラクルーズ 】 (5)  大潮の運河 隅田川~勝ちどきマリーナ …★
                    2012年4月9日 あそんで学ぶ環境と科学倶楽部
大島川の水門をくぐって隅田川に出ました。河口は川幅も広い。『♪春のうららの隅田川です。
江戸時代には、大川と呼ばれていました。狭い運河に比べますと、まるで、海を漂っているような感覚です。この隅田川を数キロ下ると東京湾です。 隅田川は、東京都北区の新岩淵水門で荒川から別れ、新河岸川・石神井川・神田川・日本橋川などと合流して東京湾に注ぐ全長23.5kmの大川です。
【隅田川のテラス護岸】
正面は霊岸島(住所は新川)は、江戸時代明暦の大火までここにあった霊巌寺(現在は江東区白河)に由来します。桜も満開です。
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【霊岸島水位観測所】
東京湾に近い中央大橋際にある『三角の物体』は霊岸島水位観測所です。 海抜(標高)何メートルという時に使用される 『TP(Tokyou Peil)』東京湾の平均海面高は,明治6年から12年までここで観測されました。
隅田川の堤防改修のため陸の上になった位置には、こんなモニュメントが建っています
大雑把にいうと AP±0 は大潮の時の干潮位になり、平均の満潮位は AP+2.10 の高さである。
昭和34年9月伊勢湾台風が来襲した時の潮位はNP+5.31mAP換算+5.02、高潮対策事業は急遽計画の改訂をせまられた現在では神奈川県三浦半島油壺の観測所にその機能が移されています。
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隅田川を河口に下ります、
振り向けば・・・【永代橋】(永代通り)中央径間: スチールアーチ橋 橋長 184.7m 幅員 25.0m 。2007年(平成19年)6月18日、都道府県の道路橋として初めて、勝鬨橋・清洲橋と共に永代橋が国の重要文化財(建造物)に指定されました。
【スカイツリー】も見えますね。
自立式電波塔として高さ世界一634m。2011年11月17日にはギネスワールドレコーズ社より世界一高いタワーとして認定されました。
永代橋は隅田川第4番目の橋。永代島、永代寺の門前につながることから名付けられたようです。
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【石川島公園】
江戸幕府が隅田川河口のこの地に造船所を設立した所です。
明治になり民間に『東京石川島造船所株式會社』石川島にあった工場は1979年に閉鎖され、現在は高層マンション群「リバーシティ21」となっている。
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【佃公園】「石川島灯台」を再現した建物(下は公園の公衆トイレである)
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【佃水門】
佃島は、隅田川河口に三角州を埋立てられた島です。徳川家康が江戸入りの際に、摂津の佃村から呼んだ漁夫が住む為に造られた町です現在の佃島は、幸いにも戦災を免れ、江戸情緒が残る木造家屋、石川島の跡にはバブル時に完成したタワー型マンション高層マンション群が同居しています。
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佃島は、3つの大橋(佃大橋・相生橋・中央大橋)で繋がっています。
【佃大橋】(晴海通り)
隅田川最後の渡船場として320余年続いていた「佃の渡し」の位置に架けられた橋
主桁 3径間連続鋼床鈑箱桁橋 橋長 476.3m 幅員 25.2m
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【相生橋】(清澄通り)
隅田川では唯一の3径間鋼トラス桁橋 、橋下には隅田川唯一の水上公園である中の島公園がある。橋長 149.1m 幅員 22.0m
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【中央大橋】(八重洲通り)
フランスのデザイン会社に設計を依頼構造形式 二径間連続鋼斜張橋 。橋長 210.7m 幅員 25.0m
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【かちどき橋】
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東京タワーも見えています。
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【築地市場】
江戸時代から東京の食品流通を担ってきた日本橋魚河岸をはじめとする市場群が、1923年(大正12年)
9月に起きた関東大震災で壊滅したのを受け、12月、隅田川や汐留駅といった水運、陸運に恵まれていた旧外国人居留地(築地居留地)の海軍省所有地を借り受けて臨時の東京市設魚市場を開設したのが築地市場の始まりである。
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※深川運河のお花見が混み合わず、スム~ズにクルーズができ、少々、時間が有りましたので、新月島から、レインボーブリッジの見える所までご案内くださいました。(朝潮運河河口口まで)
【朝潮小橋】
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【臨港消防署】
発足は昭和23年3月7日、自治体消防発足に伴い、消防が警察から分離独立し、同年5月1日に名称を東京消防庁東京水上消防署に変更しました。その後、数々の機構改革を経て昭和44年4月1日、船舶災害や重要な港湾施設に対応できる消防力を備えるべく、水上消防署を臨港消防署に改称し港湾消防として東京湾の海の守りに就いたのです。停泊しているのは【はるみ】東京消防庁で一番の速さ誇る水難救助艇です。
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【晴海客船ターミナル】
とんがり帽子の建物は客船ターミナル、国内外の豪華客船が接岸する東京の海の玄関として、東京港が開港50周年を迎えた平成3年にこれを記念して誕生しました。
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【レインボウブリッジ】
彼方に見えますね。消防署員さん達がが訓練中でしたので、傍までは近づけませんでしたが・・・。海や運河の守りをどうか宜しくお願いしますと遠くから見守りました。
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〔完〕

 『NPO法人 あそんで学ぶ環境と科学倶楽部』 の活動
2002年から運河の護岸にたまるゴミの回収をしています。東日本大震災にも東北までお手伝い(ボランティア)に出かけています。職業を保持しががら活動をされているNPO法人です。少しでも貢献出来ればと私は賛助会員でになりました。是非、皆様も機会があれば、いろんな行事に参加されればと思います。

10~12人乗りのエレクトリックボートは100V、モーターが廻って減速歯車の音と水音の静かな舟です。
充電後は8~10時間運行可能です。2002年から活動しています。〔一隻1200万円ほどするとのこと〕
この春は贅沢に川面からお花見を楽しませて頂きました。
Commented by nageire-fushe at 2012-04-22 09:53
大川から見た江戸も良きものですよね。
変わりゆく中で、花は毎年同じくです。
すっかり散ってしまった桜ですが、きっと
川を染めた花筏はきれいだったでしょうね。
Commented by hime-teru at 2012-04-22 21:56
ガイドをしてくださった船長さんが、満開の桜を見ながら、
深川の運河を埋め尽くす幻想的な「花筏」の光景を見て
頂きたかったと仰っていました。
今年は桜の開花が遅れましたので満開の桜を観ることが
出来ましたが、後2日程すれば、雨や風の悪戯で桜の花
は花吹雪となり、花は舞を舞ながら花筏となり運河を埋
め尽くした事でしょう。

桜色に染まる川面は説明しがたい美しさですとのこと。
来年は花吹雪の中の船旅になればと思っています。
by hime-teru | 2012-04-20 14:24 | 水辺のエコツアー | Trackback | Comments(2)