◇秋の七草編ー(7)★【尾花】ススキ

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イネ科の多年草。カヤとも呼ばれる。すすき【薄・芒】むらがって生える草の総称。
各地の山野や土手などに普通に生え、しばしば大群落を作る。
地下に短い根茎があり大きな株をつくって毎年地上茎を伸ばし高さ2mに達する。葉は線形で緑色、秋に花穂を出す。花には長い芒(のぎ)があり基部に白色または帯赤紫色の多数の長い毛があるので、穂はふさふさして獣の尾のようにみえるのでオバナ(尾花)の別名がある。秋の七草として挿花にも使われ茎は屋根をふいたり炭俵や草履に使われる。日本にはススキの仲間としてトキワススキ(常盤薄)暖地の海岸に生えるハチジョウススキ、シマススキなどがある。

「人皆は 萩を秋といふ よし我は 尾花が末を 秋とは言はむ」を始め万葉集には35例ほど尾花を詠んだ歌があるようです。ただし”をばな””すすき”の語が使われているのみ。秋の景物として認識されていたことが分かります。万葉後期に特に愛好されたようです。野にある薄が多く詠まれているが、万葉時代には木や草の花とともに庭に植えて薄を美しいものとして愛でて歌を詠んでいたと考えられます。
by hime-teru | 2005-10-11 21:26 | 花日記(マクロの世界) | Trackback | Comments(0)
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