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【雪の下・ユキノシタ】

                             ★‥ 【 雪の下・ユキノシタ 】 …★
                              撮影は2010年6月我が家にて
我が家の庭に蔓延る雪の下、ザクロの木影で満開の花をアップしますと、なんと清楚で可愛らしいお花です。
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【雪下】  
ユキノシタ科の半常緑年草。日本、および中国原産。アジア東部の暖地に広い分布をもち、北海道を除く日本各地に自生する。山間の水けの多い岩上に群生し庭園で普通に栽培される。
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春、細い走出枝を多数広げ、節や先に小苗をつけて繁殖する。
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葉は腎円形多肉質で柔らかく長短の白毛があり、裏面は赤色を帯びる。表面は白雲状の斑のあるものもある。乾期や冬は葉柄を地表に伏せる。
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初夏、20センチ以上の花柄を出し円錐状に花をつける。花弁は細く五枚、上方三枚は小さく濃紅色の斑点があり、下方二枚は大形で大小不同、白色である。多くは湿った林内の地表に生え石垣の間などでよく育つ。薄暗い陰地に満開になるとみごとである。
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ズームアップして見ると紅・黄色の斑点ある白色五弁の不整斉な小花は何とも可愛らしい。
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古来民間薬として、もみ汁や葉を火であぶったものを幼児のひきつけ、やけど、かぶれなどに重用するとともに食用にもされる。
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近縁のダイモンジソウやジンジソウなどは渓流岸の湿った岩面に生育することが多い。
分布はほぼ人里に限られ、中国からの帰化植物とみられる。江戸時代に広がり、いけ花にも使われました
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漢名は虎耳草(こじそう)や登良乃美美(とらのみみ)。葉の模様が寅の耳に準えてでしょうね。
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【アップ済み雪の下】は、こちら
by hime-teru | 2010-06-15 21:39 | 【や】行の花 | Trackback | Comments(0)