2005年 09月 18日
中秋の名月【十五夜】
今年は冴え渡る満月が顔を出してくれました嬉しいですね(*^▽^*)
この写真は夕方撮影したススキと今日の満月をペイントショップで合成写真にしたものです。
★月の写真のデーター★
(100-300のズームレンズの300ミリ、F5,6、ISO 100、S 1/125、マニュアル)
月面は月食でないかぎり地球側の半面全体に太陽の光を受けて円形に輝き,これは金星の最も明るいときの約1900倍の光量にあたる。
満月の月面を肉眼で見られる明暗模様は,昔から世界の各地方,各民族でうさぎ,かに,双子その他さまざまな形に見立てられ,固有の伝説を残している。日本ではお月様にうさぎ伝説が古くから語り継がれてきました。
旧暦八月一五日の夜。秋の最中(もなか)に当るから仲秋といい、月に芋を供えるので芋名月といわれてきました。古来、観月の好時節とされ中国の風に習って、平安時代から宮中で詩歌管弦の「月見の宴」を催し、月下に清宴を張り詩歌を詠ずる催しが盛んに行われ、江戸時代には民間でも中秋の名月に月見団子・芋・枝豆・栗などを盛り神酒を供え、芒(すすき)・秋草の花を盛って月を祭った。
月見団子は小さなものを数多く盛って供えるが、子供たちが家々をまわって団子盗みをすることがある。盗まれた家ではお月様が受納したといって叱らないならわしもある。九州南部では名月の夜に綱引きがある。和歌山県の一部では月見の日に竿の先に稲穂を結びつけて庭に立てある所があり、九州の阿蘇でも稲穂を抜いて作神様に供えるそうである。これらの例からすすきを供えるのも稲穂の変化とみられ,月見行事を稲の収穫に先立つ穂掛祭の一種とする考えもある。
by hime-teru
| 2005-09-18 22:18
| サイエンス
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