カテゴリ:お茶会の記録( 56 )

【 井戸茶碗 特別展】 根津美術館 (1)

                          ★…【 井戸茶碗 特別展 】 根津美術館 (1)…★
                                2013.11/29
【戦国武将が憧れた井戸茶碗】
名品70点が展示された特別展、井戸茶碗の落語の参加券が当たり行って参りました。園内のお庭も秋本番、紅葉が綺麗に色づいていました。
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【美術館の入り口】
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【長い竹垣】が美しい
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【館内に入ると】
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◎パンフレットを撮影しました写真ですが、素朴な井戸茶碗をアップします。
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井戸茶碗とは?16世紀に朝鮮半島から渡来した『高麗茶碗』の一種です。我が国では桃山から江戸時代、そして現代でも、詫び茶のお道具として珍重されています。利休、遠州、不昧などの茶人達が心を奪われたようです。

ユッタリとした大らかな姿に素朴で力強さ、梅花皮(かいらぎ)の神秘さかも知れません。
銘には所持した武将の名が付けられています。(写真は頂いたカレンダーから引用させて頂きました)
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落語を聞き、再び展示会場に戻り、じっくりと見ると不思議な魅力が胸に迫り、心地よい余韻を残しました。詫びさびの世界に一人酔いながら帰宅の途につきました。

園内の紅葉(2)にてアップが続きます。
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by hime-teru | 2013-11-30 23:40 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)

根津美術館 園内の紅葉

                  ★…【 井戸茶碗 特別展 】 根津美術館園内紅葉 (2)…★
                          2013.11/29
【館内の庭園】
紅葉燃ゆる庭の散策をもしてきました。お楽しみ下さい。
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お茶室もあり池には船も(中はお茶室?)
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紅葉燃ゆ
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池面を埋める紅葉
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by hime-teru | 2013-11-30 22:04 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)

浅草のお茶会(藤祭り)

               ★… 【お茶会】 2010年6月1日  浅草のお茶会(藤祭り) お薄席のみ  …★
今年は境内のお茶室(新築ビル慈光殿)への、お引っ越しにて、撮影は不十分でしたが、雰囲気のみ撮影が出来ましたのでアップ致します。
◆立礼点前
立礼点前(薄・濃)は、玄々斎が考案された裏千家独特の茶礼です。点茶盤、喫架(客用机)円椅(客用椅子)を用いますが、お席としての約束事はありません。また、立礼は風炉を用いますが季節の制限もありません。客席からの移動が困難なので、必ず半東がお茶を運びます。(昨今、お若い世代も椅子の生活が長く年配になると正座が困難になりますので、気軽にお茶をいただける立礼お茶会が増えていくかも知れませんね)
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お茶会も、それぞれの趣旨で形も内容も異なります。正式な茶事とはまた違った楽しみがあります。6月ともなれば風炉点前、お茶碗も代表的な夏茶碗の平形の平茶碗や馬だらいを使用致します
「夏は涼しく」 お茶碗1つでも、涼しさの表現が出来ますよね。

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平茶碗(夏茶碗)を使う時は、お湯も熱いものを使用せず、釜に「水をさして」温度を下げてお茶を点てます。季節にあわせてお茶を楽しむ工夫ですね。
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お棗は螺鈿の露草
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お菓子は季節の「水無月」とても上品な甘さです。
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〔六月の禅語を少しだけご紹介〕
・雲収山岳青 「くもおさまりてさんがくあおし」
 (くもが消え去って青々とした山が見える様子で、自然の清々しい光景)
・竹有上下節 「たけにじょうげのふしあり」
 (竹には上から下まではっきりと節がついていて、差別具体の世界を対比させた言葉)
・山是山水是水 「やまこれやまみずこれみず」
 (山は山として水は水として、その存在を十全に発揮している)
・水上青々翠 「すいじょうせいせいたるみどり」
 (水上には青々とした水草、浮草は流れに任せて漂うが、どこにあってもその青々とした美しさは変わらない)
・白雲流水清 「はくうんりゅうすいきよし」
 (白雲も流水もともに無心であり清々しさがある)
・涼風入草堂 「りょうふうそうどうにいる」
 (一陣の涼しい風が粗末な草庵に入ってきた様子)
・水滴々 「みずてきてき」
 (一滴の水もやがて大河となり海となる。水の雫も大河も水もかわりない)
まだまだありますが・・・・。
by hime-teru | 2010-06-06 21:49 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)

【5月のお点前】

                              ★… 2010年 【5月のお点前】 …★
〔「相伝による稽古事にて、お点前は伝授物の一つで公開は出来ずお許し下さいませ。
5月13日
【唐物】 風炉
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5月20日
【台天目】 風炉
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5月27日
【真の炭】 風炉
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【平点前】 風炉
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by hime-teru | 2010-05-30 23:48 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)

【3月・4月のお点前】炉

                      ★… 2010年 【3月・4月のお点前】炉 …★
3月18日 【唐物】 炉
『唐物・濃い茶』ー四ケ伝の一つ「口伝」による稽古事。茶の湯の点前の形式の一。伝授物の一つで公開は出来ないのです。
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〔唐物点前の決まり事〕   1)曲水指 2)蓋置(竹) 3)茶杓(止節) 4)茶碗(楽茶碗) 5)茶入れ(大名物、中興名物
※中国茶碗
  ◇天目茶碗・・・中国に行った禅僧が天目山から持ち帰った茶碗。(中国茶碗の最高)
     曜変(ヨウヘン)・油滴・建盞(ケンサン)・烏盞(ウサン)・黄灰被(ハイカツギ)・玳玻盞(タイヒサン)など
  ◇青磁茶碗・・・砧・飛・珠光・人形手
  ◇その他・・・祥瑞・赤絵・染付など
 唐物 http://yasounikki.exblog.jp/8270770 【唐物】

3月25日【初炭】炉
【口伝】
茶通箱以上お点前は「伝物」と言い、教本のない口伝のお点前ですので記述は控えさせて頂きます
。口伝のお点前は、由緒ある格式の高いお道具を用いるため、より丁寧な扱いや所作が求められます。
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4月22日【盆香合】
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by hime-teru | 2010-05-30 23:32 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)

2010【1月・2月のお点前】

                           ★… 2010年 【1月・2月のお点前】 …★
1月21日
【隅炉濃い茶点前】炉
入炉に属する炉の切り方の1形式で向切と反対に客から遠い勝手付きに切られた炉を指します。客と亭主の間の遠い座敷では、主客の親近感を弱めるので待庵のような二畳敷きや一畳半においてなされるのが望ましいようです。
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花・トサミズキ、三寸菖蒲
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1月28日
【向切・濃い茶点前】炉◆台目構えでの点前法(台目構えでの点前は台目切炉・中柱・釣棚からなる点前座です)台子・長板の置き合わせを基準として割出され客付に水指を置き付け炉縁の狙いは外隅。風炉では台目据え・小間で据えで行われるものです。◎台目構えを想定してお稽古を致しました。
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2月18日
【向切・炭点前-初炭、後炭】炉
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花・白玉椿・トサミズキ
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◆茶道具
炭斗・羽箒・火箸・かん・釜敷・香合・灰器・灰匙などの道具を炭道具といいます。
☆炭斗・炭を入れて持ち出す器です。籠類の炭斗を和物・唐者を通して菜籠(サイロウ)と称し四季を通じて用いる。また、紙折敷、炭台、水屋用の箱炭斗などもあります。
 唐物‐唐者の多くは籐、竹で編まれ、形も丸・四角・五角・六画・脛当など多種多様。
 和物‐籐、竹、藤蔓で編んだ籠類や瓢・一閑張・蒔絵・曲物など
☆〔炭〕
・炭点前に用いる炭を道具炭と呼び炭にも風炉用と炉用があり寸法も異なります。
・枕炭(マクラズミ)‐炭斗の底に置いて、他の炭を取りやすいようにするため枕にする割炭(普通は割毬打)
・丸管炭(マルクダズミ)‐管状をしているところから丸管と呼ばれ、長さは胴炭と同じだが細いもの。
・割管炭(ワリクダズミ)‐丸管炭を半分に割ったもの。
・丸毬打(マルギッチョ)‐正月行事の子供の遊戯に使われる毬を打つ長柄の槌のことを毬打といい、その形状を見立てて称されたもの。胴炭より細く長さは半分となる。
・割毬打(ワリギッチョ)‐丸毬打を縦半分に割ったもの。
・点炭(テンズミ)‐炭点前の際、最後につぐ小さい炭。文章などの終止の意味に打つ点になぞらえて呼ばれた名。別に「点」の字が点火・点灯と同じ意味で、火をおこす口火の意をあらわしている。
・胴炭(ドウズミ)‐道具炭の中で最も多く主体となるもので初炭点前に用いる。
・枝炭(エダズミ)‐枝状をしている炭で、つつじの枝をそのまま焼いたもの。(現在は椿など他の枝でも焼いている)炭をついだ時の景色、火移りを早くする導火炭として用います。普通は、石灰や胡粉で白く塗ってある。
・香合台
・炭斗に仕組んでその上に香合をのせるところからの名で略して香台とも言う。大きさは炭斗・香合の大きさに従う。

2月25日
【台天目】
曲水指(赤杉材を料材)唐物、台天目、盆点の点前に用いる)和物茶入れ、台天目茶碗を飾っておきます。
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(台天目の3つ飾り)
・建水を置き、襖を開けて入室。戸を閉める。
・定位置に座り柄杓を構え、建水から蓋置きを出し柄杓を蓋置きにのせ「総礼」。
・建水をさげ天目台を左手横、右手手前、右横、膝前に置く。茶入れ、膝と茶碗の間。 
・仕覆から茶入れを取り出す。仕覆は水指方向に打ち返し水指の横に置く。 
・行の帛紗さばき(人指し指)さばき直し茶杓を清める。茶筅を茶入れ横に置き、茶巾は水差しの上へ。
・帛紗で釜の蓋、蓋置きに帛紗は建水の後。 柄杓でお湯をくみ、こすすぎ、建水にあけ再びお湯を注ぐ。茶筅を茶碗に、茶碗を両手で火窓前に置く。
・帛紗、真にさばく(親指)。天目台を清める。帛紗さばき直し建水の下に。
・茶碗を左手の平に載せ、茶筅通し(3度上げ3度打ち)茶碗の湯を建水に捨て、茶巾をとり茶碗を拭き台の上、巾をたたみ直し釜蓋の上へ。
・茶杓、茶入れを取り蓋を台の右側に置き、お茶をすくい出し、茶杓を茶碗の中へ、茶入れ蓋をして水指前に戻す。
・茶をさばき、茶碗の内縁で軽く打ち、茶入れ上にもどす。
・水差しの蓋3手どり、左胴に立てかける。
・柄杓で水を一杓釜に注ぎ、湯をくむ(切り柄杓)茶を練り追杓をして(置き柄杓)再び茶をねる。 茶筅水指前。
・両手で天目台ごと客付きにまわり左回りでお茶碗を客正面に向け、かん付に出す。 
・そのまま控え正客の一服でお服加減を訪ねる。
・次客の1服で客の問いに応える(茶名、詰、お菓子など)
・「吸いきり」で釜に水一杓(切り柄杓)帛紗腰。
・茶碗を取り込み、総礼。(正客からお茶碗の由緒)問答。
・お湯をくみ建水にお湯を捨て茶碗を両手で台に戻す。
・お終いのご挨拶。

お仕舞いの所作(省略)
拝見と続き、道具が返ります。お道具正面に座り、道具の問に答え、お道具を持ち退出。入り口建て付け側に道具を置き、総礼。戸を閉める。

台天目点前 【台天目点前 風炉】はここ
by hime-teru | 2010-03-23 21:50 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(4)

浅草 初釜

                         ★… 平成22年度 新年を祝うお茶会 (初釜) …★
                         〓今年も茶花は床柱から床に垂れる長い結び柳です〓
                            撮影はH、22、1、8 浅草東本願寺にて
[aa#IMAGE|e0039703_2315448.jpg|201001/12/03/|mid|640|369#]
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[dd#IMAGE|e0039703_22505926.jpg|201001/11/03/|mid|640|452#]
[ee#IMAGE|e0039703_22511510.jpg|201001/11/03/|mid|640|465#]
[ff#IMAGE|e0039703_2320147.jpg|201001/11/03/|mid|640|459#]
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[hh#IMAGE|e0039703_22503928.jpg|201001/12/03/|mid|452|640#]
[ii#IMAGE|e0039703_22524075.jpg|201001/11/03/|mid|452|640#]

写真の公開をOFに致します
by hime-teru | 2010-01-11 16:00 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(2)

【12月 の お点前】

                        ★… 【 12月 の お点前 】 …★
【真の行台子】 12月10日
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【真のお炭】 12月17日
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【重ね茶碗】 12月17日
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by hime-teru | 2010-01-11 15:54 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(0)

【9月・10月・11月 の お点前】

                     ★… 【9月・10月・11月 の お点前】 …★
【9月10日茶筅飾り・初炭】
茶筅飾り=(薄・濃) 水指し等が由緒・伝来のある場合の点前です。風炉と炉の点前があります。
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【初炭】
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・床 『心月孤圓』相国寺(京都)梶谷大拙老師「光万象を呑む」盤山宝積禅師の語。
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【9月17日大円の草】
お点前は「伝物」と言い、教本のない【口伝】のお点前ですので記述は控えさせて頂きます。
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・口伝のお点前は、由緒ある格式の高いお道具を用いるため、より丁寧な扱いや所作が求められます。
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【大円の草】を参照下さい。

【10月1日 中置・風炉】
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【中置】を参照下さい。
・床 萬里無片雲(ばんりへんうんなし)全大徳寺 福本 積応師

【10月29日大円の草】
お点前は「伝物」と言い、教本のない【口伝】のお点前ですので記述は控えさせて頂きます。
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・口伝のお点前は、由緒ある格式の高いお道具を用いるため、より丁寧な扱いや所作が求められます。
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【11月19日炉開き(長板総飾り)】
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『濃茶』
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『薄茶』
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【長板総飾り】 参照下さい。
・床 『好日』一日一日を良い日(好日)として大切に過ごしていきたい。
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【11月26日 真の行台子】
お点前は「伝物」と言い、教本のない【口伝】のお点前ですので記述は控えさせて頂きます。
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『影のお仕事』 ↑↓
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口伝のお点前は、由緒ある格式の高いお道具を用いるため、より丁寧な扱いや所作が求められます。
・床 『白珪尚可磨』 はっけいなおみがくべし
完全無欠の貴重な玉でも、さらに磨き続けるべきである。
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床には茶壺・香合が飾ってあります。
2007.12.04 【真の行台子】参照下さい。
by hime-teru | 2009-11-29 15:22 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(2)

6・7月のお点前

                   ★… 【 6月のお点前 】 …★
『 H 21.6.25 御所籠 』
御所籠は茶巾箱と四枚の古帛紗を使います。裏千家の14世家元が創案された点前です。御所籠に四枚の古帛紗・茶巾箱・二個の茶碗その他茶箱点前に必要な道具を入れてするお点前。道具はすべて大津袋・網袋・袋・仕服に収められています。大変難しいお点前です。
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※大津袋→利休居士の室、宗恩が大津から京都に米を運ぶ米袋から考案されたもので大津袋と呼ばれています。
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 拝見前と後
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「色紙点」【御所籠】
                     ★… 【 7月のお点前 】 …★
『 H 21.7.9 洗い茶巾・葉蓋』
『洗い茶巾』
茶室に涼をよぶ夏の点前です。薄茶・運び点前 極暑の扱いです。点前で茶巾から滴る水音で涼しさを出します。洗い茶巾は薄茶の点前となります。浅平茶碗に、水を七分目ほど入れ、茶巾・茶筅・茶杓を仕組みます。
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水を張った平茶碗に二つ折りのままの茶巾を入れて運び出し、茶巾を絞りたたむ所作があります。棚物を用いても運び点前でもよいのですが薄茶に限ります。(茶碗に水が入れてあるので運び点前でも棗・茶碗は別々に運び出します。
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『葉蓋』
葉蓋の扱いは水指の蓋の替わりに木の葉を蓋とするもので、この扱いは十一世家元玄々斎の創案によるものです。ある年の七夕の趣向の茶会に、自分好みの末廣籠の花入の受け筒に、梶の葉を蓋にして水指に使用したのが始まりになっています。葉蓋の扱いは薄茶だけのものです。
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葉蓋として使用する葉は、梶、桐、蓮(はす)、蕗(ふき)などの葉がよく、毒があったり悪臭や汁気の出る葉は用いません。里芋の葉などはわざと葉の上に露をためておくといかにも涼しそうに感じます。葉をよく洗い、必ず葉表を濡らして水指にのせます。
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『 H 21.7.16 大円の草(風炉)』

「相伝による稽古事」大円の草は手引書のないお点前なのでネット上では公開出来ませんのです。
既にアップ済みをご覧下さい。
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 大円の草(風炉)【大円の草】
 大円の草(風炉)【大円の草】
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◇〔茶入〕
茶入は濃茶を入れて点前に用いる器で蓋は象牙、名物裂などの仕覆を着せて用います。唐物(中国のもの)・島物(呂床(ルソン)・安南・シャム・印度あたりの南蛮もの)・瀬戸(瀬戸、美濃方面のもの)・国焼(瀬戸以外の国物)に大別されます。
〓唐物〓
小壺・・・茄子・文琳・文茄・尻膨・丸壺・瓢箪
肩衝・・・大肩衝・小肩衝・撫肩
雑唐物・・・鶴首・大海・内海・鮟鱇(アンコウ)・柿・えふご・飯胴・車軸・太鼓・瓶子・瓜・四滴・その他
〓和物〓
瀬戸・・・加藤四郎左衛門景正(藤四郎初代)が瀬戸で作り、美濃に伝わった。藤四郎初代が瓶子窯で焼いた茶入れを古瀬戸(フルセト)と呼び、桃山時代以前のものは古瀬戸(コセト)以後を後窯(ノチガマ)という。
   ※古瀬戸 (瓶子窯・本窯)
     * 真中古 * 金華山 * 破風窯
   ※後窯
     * 国焼
       ・高取―九州の筑前で遠州が指導した。
       ・膳所―滋賀県大津市膳所の一帯の産で、瀬戸に似てもっとも繊細なもの。
       ・薩摩―黒釉に白い釉がながれたもの。甫十の茶入などが有名。
       ・唐津―青味のかかった釉、赤味のもの、流れ釉などがある。
       ・備前―赤土に、自然にかかった胡麻や黒いこげのあるもの。
       ・丹波―遠州時代のものに名品がある
       ・京焼―仁清を最高とする京都産のもの。端正で美しい色絵や唐物・瀬戸物風のものがある。
       ・楽焼―三代道入のときから作られた。
       ・御庭焼、島物、南蛮、その他
◇〔茶入の名所〕
各部分が名称とか特徴、または鑑賞の対象となっています。特に口造りは茶入の最主要部分といって、品格が決まるとされています。(捻り返しのないものは、平返し(一文字)といっています)
茶入の底には、多くの場合、糸切の跡を残しています。
  ○〔薄茶器〕 薄茶を入れる器を薄茶器といい、薄器、薄茶入ともいいます。
    :材質―木地・漆器(黒塗・朱塗・溜塗・種々の蒔絵が施された物)象牙・竹・一閑張・籠地・陶磁器・金属・など
    :形状― 棗・中次・頭切(ズンギリ)・雪吹 の4種類に大別される。
  ○〔薄茶器の種類〕
    :棗の類― 棗というのは、植物の棗の実に形が似ているところからきています。
           (真塗(黒塗)の利休形を基本として、大棗・中棗・小棗・平棗・など)
    :中次の類―真中次といって、円筒形の中央に合口のあるものや面中次などあります。
    :金輪寺―御醍醐天皇が吉野金輪寺で使ったことから、その名前がついたと言われている。
  ○〔薄茶器の基本〕
    :薄器六器―雪吹・茶桶・寸切・薬器・面中次・白粉解(オシロイトキ)
    :薄器七種―大棗・中棗・小棗・平棗・尻張棗・碁笥(ゴケ)棗。つぼつぼ棗
    :その他―仙叟十二器、薄茶三十器などがあり、多種多様になっている。

◇〔仕覆〕
仕覆は茶入などを入れる袋のことです。仕覆の多くは名物裂や好み裂、あるいは由緒のある裂を用いることになっています。仕覆も鑑賞の対象です。

茶入の袋は仕覆のほかに茶入を挽家または箱に仕舞うときに入れる御物袋、割御物があります。さらに棗を濃茶点前に茶入のかわりとして用いる場合は大津袋にいれます。なお、御物袋は茶碗にも使用されます。
by hime-teru | 2009-07-31 23:46 | お茶会の記録 | Trackback | Comments(4)