★ 野草デジカメ日記★:旅の情景(日光)
2018-07-02T22:38:42+09:00
hime-teru
銀塩カメラからデジカメに移行し花の撮影を始めました。山野草や感動した旅の風景、源氏物語の花撮影、趣味の絵や陶芸作品をアップしています。
Excite Blog
【日光】東照宮・華厳の滝
http://yasounikki.exblog.jp/27349871/
2018-06-19T23:20:00+09:00
2018-07-02T22:38:42+09:00
2018-06-19T23:20:51+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
2018,03.24
春休み、歴史に興味を持ち始めた小5の孫と日光にでかけました。忙しい日程の孫の春休み学校行事や塾があり、今回は18切符での旅の予定を断念、急遽、華厳の滝と東照宮がみたいと言うので出かけました。
【日光東照宮】
江戸幕府初代将軍徳川家康を神としてまつる神社、日本を代表する世界遺産「日光の社寺」ほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。
【陽明門】
日光東照宮は、陰陽道に強い影響を受け、本殿前に設けられた陽明門と、その前の鳥居を中心に結んだ上空に北辰(北極星)が来るように造られているという。
部分アップ
【五重塔】
本殿の中庭はたくさんの観光客でした。家康のお墓までの階段、通常は20分もあれば往復できるところですが、今回は1時間30分少々、すごい混みようでした。世界各国の言葉が入混じっていました。
【三猿】
社殿に多様な動物の木彫像がみられる。神厩舎には猿の彫刻を施した8枚の浮彫画面、猿の一生が描かれている。左甚五郎作「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿、叡智の3つの秘密を示しているとされる。
【眠り猫】
寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれている。裏面は雀、もう一つの教えとして、裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているのであるとか。2016年11年28日、約60年ぶりに修復され鮮やかになりました。
斜めからカメラを向けると獲物をねらっているように見えます。
【華厳の滝】 日本三大名瀑の一つ
日光には四十八滝といわれるくらい滝が多い。最も有名とも言えるのが華厳ノ滝。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美。エレベーターで観爆台へ、、出かけた日は水量が多く、間近で見る滝つぼは迫力満点でした。爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿に孫も大感動です。
昭和5年(1930年)に建設のエレベーター。岩盤の中を一気に下りると滝正面の観瀑台が目の前に。瀑音で会話が聞き取れないほど水量の多い日でした。
東照宮入り口の大谷川に掛かる「神橋」
傍の坂道を上り、「金谷ホテル」でコーヒタイム。名物百年カレーとケーキセット。
帰りは一寸贅沢に「スペーシアの個室」
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【 日光白根山】-(1) 風景
http://yasounikki.exblog.jp/15026487/
2011-06-28T00:36:00+09:00
2017-02-09T22:24:19+09:00
2011-06-28T00:36:55+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
2011.06.22 日光白根山にて撮影
(日光クリンソウの撮影の後に足をのばして白根葵を訪ねました)
【 日光白根山 2578㍍ 】
山麓の丸沼からロープウエイで一気に600㍍登ります(距離-2500㍍)ー山頂駅は2000㍍ロックガーデンが迎えてくれました。
待望のシラネアオイと対面しました。
山頂駅から見る奥白根山は凛々しい。
日光白根山は、栃木県日光市と群馬県利根郡片品村の境界にある標高2,578mの山。日光白根山の山体は成層火山。最高峰の奥白根は安山岩のみから成る溶岩円頂丘である。関東地方の最高峰で、国内ではこれより北や東に日光白根山より高い山はない。「深田久弥の日本百名山」参照
『白根山』とは、古来より峯が雪で白く染まる様を形容した名称。同名の山が日本各地にあるため区別するため『日光白根山』と呼ばれる。
遠くに至仏山、燧ヶ岳。
晴天に恵まれて武尊山、谷川連峰等も見えました。
白根火山群周辺には五色沼や湯ノ湖、湯滝、戦場ヶ原、小田代ヶ原など自然の造形物が在り、また貴重な高山植物の植生も見られるため、山域は日光国立公園に指定され保護されている。
※※◆しかしながら、この山に多く自生することから名付けられた植物のシラネアオイも現在ではほとんど見ることはできず、また周辺山域には立ち枯れが多く見られ、その原因を首都圏からの大気汚染物質の飛来とする研究もあるなど、自然環境の変化が進んでいる。]]>
【 日光白根山】-(2)
http://yasounikki.exblog.jp/15026449/
2011-06-28T00:29:00+09:00
2017-02-09T22:25:50+09:00
2011-06-28T00:29:31+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
2011.06.22 日光白根山にて撮影
(初夏の風に耐える貴婦人の白根葵。撮影条件の難しい昼下がり、強い日差しと風で撮影は難儀致しました)
【白根葵】
キンポウゲ科、シラネアオイ属の多年草。深山の植物。日本固有種の1属1種である。北海道~本州中北部の日本海側にかけて分布し深山の林下や高山帯に生える。日光白根山の群落が有名である
高さは20~30cm。花期は5~7月頃。花弁はなく7cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしている。
和名は、日光白根山に多く多く産することに由来。花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。別名で「山芙蓉(やまふよう)」、「春芙蓉(はるふよう)」ともいう。
葉は普通2枚互生し腎円形または腎臓形で掌状に7~11片に裂け鋭い鋸歯がある。
淡青紫色の大形の4個の萼片は広い倒卵形で花弁状となり花弁を欠く。多数のおしべと2本のめしべがある。
地下茎は太く横にはう。本種はこれまでキンポウゲ科に属するものと考えられてきたが、果実の裂開の仕方や雄しべのでき方などに他ではみられない特徴があり、独立した科に所属することが最近明らかにされた。
風が止まりません。『貴婦人、風と踊る』
日差しを避けて岩陰で・・・。
2006年5月に出会いました新穂高の白根葵もご覧下さい。
【新穂高の白根葵】
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【日光白根山】-(3)
http://yasounikki.exblog.jp/15026391/
2011-06-28T00:18:00+09:00
2017-02-09T22:26:39+09:00
2011-06-28T00:18:10+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
2011.06.22 日光白根山にて撮影
【栂桜 - つがざくら】 丸沼高原に咲く初夏の花々
躑躅科。落葉低木 。高山の草地などに生える。中部以北の高山帯に自生。
葉は小さく線形、裏面は褐色、針葉樹の葉に似る花柄を出して淡紅色の細花を開く。花冠は広鐘形で五浅裂。花後、扁球形の果を結ぶ。
かわいらしい壷形の花ですね。
【小岩鏡】
常緑多年草、いわうめ科いわかがみ属。5~7月、高山や深山の草地や岩場に群生する常緑多年草です。
花径1cm程度、葉は赤味をおび、花は濃ピンク、花の先は大まかに5 し、先端は細かく裂けています、紙細工で作ったような感触の複雑な花すがたです。
葉に光沢があることによりつけられた和名です。
【駒草】
けし科こまくさ属の多年草 本州中部以北の高山にみられ、7~8月、花茎を立ち上げてピンクの花を数個咲かせる。花の長さ2cm程。花が馬の顔に似ているので名前を頂いた。高山植物の女王と言われています。日当たりの良い高山の砂礫地、植物が生えない場所に根を張り単独で群落を作る。
【稚児車-チングルマ】
高山帯の日当たりのよいところに生えて、北海道、本州中部以北などに分布。6-7月 花色白色 花径3cm 小型の落葉低木で、低く横に広がりこんもりした群落を作る。
花後もご覧下さい↓
【チングルマ】
【黒百合】ユリ科の多年草。本州中部以北の高山の草原に生える。
高さ30センチメートル内外で、披針形の葉を輪生する。初夏、茎頂に暗紫褐色で斑点がある鐘状花を一個または数個横向きにつける。鱗茎を食用にする。北海道、シベリア、アラスカ、北アメリカに広く分布しています。
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【九輪草】 クリンソウ (1)
http://yasounikki.exblog.jp/15009880/
2011-06-24T23:42:00+09:00
2017-02-09T22:27:39+09:00
2011-06-24T23:42:40+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
撮影は2011.06、22 日光千手が浜にて
『クリンソウ見頃』テレビのニュースでみて、九輪草にあいたくなり、お天気予報を信じて決行。電車の予定が急遽、夫の写真仲間の車で行くことに。家を早朝の5時に出発、早起きに弱い私は・・大決心!赤沼車庫よりハイブリットバスにて終点千手ヶ浜へ。(因みに乗用車、観光バスでは入れません)
【九輪草】
サクラソウ科の多年草。日本産のサクラソウ属のなかでは最も大型で華麗な花、、観賞用に栽培されることもある。日本各地の山地の沢筋や湿地などに自生する。長さ12~20cmの大きな匙形の根出葉をもち、5月から6月ごろ株の中心から高さ30~60cmもの花茎を伸ばす
【名は?】
花は何段にも輪生状につき、各段に6~10花が並ぶ。この様子を五重の塔の九輪にたとえて和名がある。
花色は普通は濃紅色であるが・・、ピンクや白もあり改良された園芸品種には花径3cmをこえる大輪のものもある。中央から太い花茎を出し数個ずつ何段にも花を輪生するが花は小形で径約2センチ、質はやや厚く、茎の下部から順に咲き始める。花茎は1メートルに達することもある。
北海道、本州、四国の山間の湿地に群生する。湿性地や渓畔でよく育ち、種子を播くと翌年開花する。夏の暑さと乾燥に弱く、古株ほど腐りやすい。
★〓【水辺の風景】〓★
◆【圧巻】メルヘンの世界
◆木々の鏡像も美しい
◆千手ガ浜のクリンソウの群生は日本一?世界一かも知れません
◆花は多くて五~七段多数輪生。故に「七階草」「七重花」とも。
◆水路の中の枯れ木や腐木も魅力のオブジェ。
◆水路は1本なのだが、蛇行しているので数本に見える。
梅雨の晴れ間、太陽が燦々と降り注ぎ、風景の明暗の差が大きく撮影者泣かせの?花園でしたが、初夏の涼風優しく頬を渡り、素晴らしい一日で御座いました。
(2)~(5)へと続けてお楽しみ下さいませ。
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【九輪草】 クリンソウ (2)
http://yasounikki.exblog.jp/15009739/
2011-06-24T23:15:00+09:00
2017-02-09T22:28:54+09:00
2011-06-24T23:15:12+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
撮影は2011.06、22日光千手が浜
【九輪草のファッションシヨー】 ― 凛として (①)
メルヘンな花園 九輪草は段に輪生し下から上へと順々に咲いていく。
ファッションショーをお楽しみ下さい♪
〔ナント美しい七変化〕
楚々として・・・凛として・・・・たおやかに・・・・。
日光地域は、世界遺産「日光の社寺」や「ラムサール条約」登録など、世界に誇る観光地です。
※「ラムサール条約」とは?
1971年、イランのラムサールで国際会議が開かれ、ラムサール条約が生まれました。この条約は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、破壊されやすい湿地の保全を各国が進めることを目的とした条約です。
私達も湿地の価値を十分認識し、生態系を壊さないよう心して自然と向き合うよう注意は欠かせません。]]>
【九輪草】 クリンソウ (3)
http://yasounikki.exblog.jp/15009565/
2011-06-24T22:52:00+09:00
2017-02-09T22:29:57+09:00
2011-06-24T22:52:46+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
撮影は2011.06、22日光千手が浜
◆【九輪草の ファッションショー】 ― 趣容姿 (②)
◆強くしなやかに
◆ブランコに揺れて・・・演出。細やかな心遣いです。鹿よけのネットが見えます
◆紅葉の大木にサクラソウと寄せ植え
◆とりどりのズーム(個性が光ります)
◆大きなブナの根本にそ~と寄り添う・・・。
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【九輪草】クリンソウ (4)
http://yasounikki.exblog.jp/15009295/
2011-06-24T22:07:00+09:00
2017-02-09T22:31:39+09:00
2011-06-24T22:07:30+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
撮影は2011.06、22日光千手が浜
バス停より10分ほど歩く。
◆ミズナラ、ハルニレ、ブナなどの広がる雑木林が清々しい
◆鹿に食べられないようネットでカバー
◆目の前はメルヘンの世界
◆森の向こうは中禅寺湖
◆ 湖面の向こうに男体山
◆朽ち果てた腐木に新しい命
◆倒木も初夏の舞台に華を添えて・・・
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【 九輪草 】 クリンソウ (5)
http://yasounikki.exblog.jp/15009180/
2011-06-24T21:39:00+09:00
2017-02-09T22:32:53+09:00
2011-06-24T21:39:25+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
撮影は2011.06、22日光千手が浜
◆シカの好物はクリンソウ?
クリンソウ群生地は鹿から守るため?周囲をネットで覆われています。
昔からクリンソウは戦場ヶ原に咲き乱れていたようです。自生のクリンソウは移され手厚く保護しながら植栽も手がけて長い歴史を経て今の姿があるです。
花園のほぼ中央に一軒の農家、「伊藤邸」がある。聞くところに寄れば伊東氏は独り暮らしで人呼んで「千手ヶ浜の仙人」と地元の方のお話。農業とは言え邸宅の周りに農地は見られない。土地も輪王寺の私有地であり、借地料を払っていらっしゃるという。
入り口に熱い湯が入ったポットとインスタントコーヒーは用意されていた。観光客のための伊東氏の心遣いのようです。この楽園は入場無料。募金箱が下がっているが、募金している人を殆ど見かけなかった。
◆遠くに見える青ぽい屋根の小屋が「仙人小屋」
当日は氏自身が大切に育てていらっしゃる植木鉢にお水をあげていらした。お忙しく働いていらしたのでお声も掛けずに通り過ぎる・・・。この花園は修理費、給水設備の修繕費、土木工事に相当の出費があるに違いない。ご挨拶もせずに通り過ぎたことに帰宅してからも後悔しています。
【この場を借りて、素晴らしい花園を見せて頂きましたことに心よりお礼申し上げます】]]>
紅葉の奥日光】 NO-7 【 中禅寺湖 】
http://yasounikki.exblog.jp/8839785/
2008-10-27T22:16:00+09:00
2017-02-09T22:16:18+09:00
2008-10-27T22:16:54+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
【中禅寺湖】
中宮祠から奥地、東照宮、二荒山神社、輪王寺のある表日光とともに日光国立公園の中心地。火山活動によってできた優れた自然景観が注目され、国際的観光地として世界に知られ海外から、四季を通して観光客が訪れるようになりました。標高、約1300メートル以上あり、千手が原、菖蒲ヶ浜、などキャンプ場もあり夏は涼しく避暑地として賑わいます。
中禅寺湖は男体山の噴火によってできた「せき止め湖」です。周囲約25キロ、最大水深163メートルの中禅寺湖は日光を代表する湖である。水面の海抜高度1269メートルは、日本一の高さを誇ります。
日光有料道路は車もなく・・・(AM6:00) 男体山は朝日に染まり・・・(車中にて)
しかし、11時過ぎの中禅寺から湯元への道路は一寸刻み・・・。5時間はかかるでしょう。お気の毒でした。(私の車は反対車線)山は早朝に訪れなくては素晴らしい風景には巡りあえませんね。そう言う私も30分は遅かった!!!残念でした。
10月18日現在、中禅寺湖畔やいろは坂も色付き始めていましたが、霜枯れの戦場ヶ原へと急いだものですから、湖畔の風景は今回は2枚程で通過?
ここで、夏・冬の中禅寺湖の風景をご紹介します。 〔今年の夏の中禅寺湖〕夕立前の雲で・・今にも降りそうでしたが、旅館に着いた同時に雨雨雨。(8月)
〔昨年の2月の冬の中禅寺湖〕ー真冬の日光も、とても魅力的です。
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【紅葉の奥日光】 NO-6 戦場ヶ原・光徳沼(牧場)
http://yasounikki.exblog.jp/8832017/
2008-10-26T21:00:00+09:00
2017-02-09T22:17:27+09:00
2008-10-26T21:01:22+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
★【戦場ヶ原】
中禅寺湖の北、男体山の西に広がり標高1,400メートル。湿原が乾燥し草原化したもので湿原植物、高山植物、鳥類に富み、紅葉が特に美しい戦場ヶ原の三本松付近では、ヤナギとカラマツの黄葉 夏の間ピンクの花をつけるホザキシモツケも紅葉から霜枯れて冬眠の準備を始めていました。
『名前の由来』 伝承は「戦場ヶ原神戦譚」による。
アカギの神(赤城山)とニッコウの神(二荒山(男体山))がそれぞれ大ムカデと大蛇に化けて戦った戦場であるという伝説に基づくもの。なお、この伝説で勝ったのはニッコウの神のようです。
◇『ズミ・桷・酸実』
バラ科のリンゴ属の落葉低木。山地に自生し荒地や湿地に群落をなす。6月、白色で赤いぼかしのある5弁花(林檎や海棠に似た花)が咲く。果実は黄または紅熟。材は緻密で堅く家具・細工物などにする。別名、ヒメカイドウ・コリンゴ・コナシとも。漢名は棠梨。樹皮は煮出して黄色の染料になり、また明礬を加えて黄色絵具を製する。
名は樹皮を染料に用いるので染(す)みがずみになったとする説と、果実が酸っぱいので酸(す)実がずみになったとする説がある。ハナカイドウやリンゴの台木として使われる。
★【光徳沼】
奥日光の三岳(1945㍍)の南東麓にある小沼。周囲約100メートル、水深は0.3メートル。
隣接して観光用の光徳牧場がある。湯ノ湖北岸の日光湯元温泉から引き湯した温泉もある。ここから奥鬼怒にスーパー林道が通じ、涸沼・切込湖・刈込湖を回って湯元に至る家族向きのハイキングコースは道路がよく整備されている。
↑【夏】 草を食む乳牛、光徳牧場の夏と秋 【秋】↓
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【紅葉の奥日光】NO-5 唐松・落葉松‐寂しかりけれ・・
http://yasounikki.exblog.jp/8817759/
2008-10-24T18:04:00+09:00
2017-02-09T22:18:35+09:00
2008-10-24T17:57:35+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
秋が深まり山々も美しく色づくと、円錐型に整った木姿のカラマツは黄金一色に山を染めて秋の風景を一変させます。からまつの林の道は、われのみか、ひともかよひぬ。ほそぼそと通ふ道なり。さびさびといそぐ道なり。
カラマツは日本原産ですが「唐松」と書くのは唐絵に描かれた松に喩えてこのように呼ばれたそうです。ですが、針葉樹としては珍しく落葉するので「落葉松」とも最近では書くようです。
「松なのに落葉する?」意外ですが黄葉のあと葉を落として冬を迎えるのです。本州中部の山岳地方、北海道などに自生しますが人工林も全国に数多く見られます。カラマツ林の名所といえば八ヶ岳、軽井沢、浅間山、北海道の大雪山は有名ですが、奥日光にも素晴らしい唐松が群生しています。
カラマツは高さが20~30メートルにも達する大木に育ちますが風の強いところでは地面を這って蛇がのたうつような凄まじい樹形となるそうです。私はスマートで美しい落葉松しかお目にかかったこと御座いませんのですが・・・。黄葉するのは“カロチノイド”という黄色の色素成分が相対的に強まるというメカニズムのためのようです。↓男体山
【カラマツ】
マツ科の落葉針葉高木。別名フジマツ(富士松)ラクヨウショウ(落葉松)ニッコウマツ(日光松)といい大きいものは樹高50㍍に達する。日本特産種で樹皮は暗褐色で裂け目ができ跡は赤みを帯びる。長枝と短枝がある。葉は線形で先は鋭くとがり長さ2~4㌢長枝では互生し短枝ではキク花状に束生し鮮緑色、雌雄同株、5月に開花。10月ころ黄褐色に熟す。
種子は三角形で長い翼がある。水中での耐久性が高く、材は坑木、枕木、建築、器具、船、パルプ、とくに丸太での利用が広い。寒冷地、高地で広く植林され防風・防雪樹として賞用され、庭園樹や生け垣や盆栽などにされる。陽樹で常に陽光を要求し日陰では育たない。寒気に耐える力が強く主として安山岩よりなる寒冷地に自生する。
戦場ヶ原や光徳周辺はカラマツの黄葉が始まり見頃を迎えていました。落葉松の林を見ますと何故か北原白秋の「落葉松」の詩を無意識のうちに朗詠?しています。そして、お口の回りにあぶくを出して情景豊かに朗読された中学の国語の女の先生を思い出すのです。カラタチの花と、この落葉松。1時間の朗読、あまりにもインパクトが強かったからでしょうか(笑)
八連からなる長い詩は”カラマツ”の名称が繰り返えされ五七調のゆったりとしたリズムを作り出しています。
☆∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽☆
◆〔落葉松〕 ‐ 北原白秋
からまつの林を過ぎて
からまつをしみじみと見き
からまつはさびしかりけり
たびゆくはさびしかりけり
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
世の中よ、あはれなりけり
常なれど、うれしかりけり
山川に、山がはの音、
からまつに、からまつのかぜ
☆∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽☆
秋の夕日を浴びて黄金色に輝くからまつの林。輝く時は、ほんの短い期間。やがてセピア色になり落ちてゆきます。人の一生にも見えて・・・。人生の秋に輝やける人は羨ましいかな?]]>
【紅葉の奥日光】 NO-4 湯滝秋色
http://yasounikki.exblog.jp/8812656/
2008-10-23T21:39:00+09:00
2017-02-09T22:20:30+09:00
2008-10-23T21:40:18+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
【湯滝】
「日光白根山」の麓にある湯の湖から落ちる湯滝は迫力満天です。瀧を見守る落葉樹の紅葉は一際、瀧の迫力を美しく演出しています。
落差50m、幅25m。華厳滝、竜頭の滝と並んで奥日光三名瀑の一つ。瀧上から・・。
湯の湖のほとりには日光湯元温泉があり、湯の湖一帯もあちこちからお湯が湧きでていますが、滝を流れ落ちるのはお湯ではなく水なのである。湯の湖のほとりにお湯が湧き出ているので湯ノ湖。その湖から水が流れ落ちているのでこの名前がついています。
湯滝を流れ落ちた水は、高層湿原『戦場ヶ原』を流れ、湯川となり竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入する。
湯滝周辺はツツジやシャクナゲなどの名所で、ミズナラやアズキナシ黄葉、ヤマブドウ紅葉 赤や黄色そして緑が混ざりとても綺麗です。
このあたりはノリウツギ、オオカメノキ、ウダイカンバなどの広葉樹と、コメツガ、ウラジロモミなどの針葉樹の原生林があり、変化に富んだ手つかずの自然を満喫できる。
滝壺の傍の真っ赤な紅葉が鮮やかに瀧の迫力に華を添えて観光客を迎えています。
ドウザンツツジ(満点星)の名残り葉
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【紅葉の奥日光】 NO-3 紅葉のカンバス・湯の湖
http://yasounikki.exblog.jp/8807102/
2008-10-22T23:06:00+09:00
2017-02-09T22:21:22+09:00
2008-10-22T23:06:51+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
【湯の湖】
湯ノ湖は三岳火山の噴火によってつくられた堰止湖。贅沢な風景と共に野鳥も見られる景色も多種多様で新鮮です。釣りのメッカーでもあり、ヤマメ、イワナ、ニジマスが釣れます。赤や黄色そして緑が混ざりとても綺麗です。
「湯の湖」の周辺の山々の木々が湖面に映える風景は何とも言えません。この日は風もなく湖に遊ぶマガモの遊泳の後には小さなさざ波が立ち、湖の息遣いが1枚のカンバスの中に趣を添えてくれました。
奥日光は華厳滝から西の地域。特に戦場ヶ原を中心とする高原地帯をさし、中禅寺(立木観音)二荒山神社、中宮祠、菖蒲ヶ浜の養魚場、キャンプ場などがあり、戦場ヶ原は散策に最高のロケーション。その北には湯元温泉、湯ノ湖、切込・刈込湖、丸沼、蓼ノ湖などがあり、白根山への登山の入り口など観光や保養の地として老若男女が訪れます。最近は外国の人が多く目立つようになりました。
◆遠くにウサギ島
湯ノ湖周辺は野鳥も多く、冬は湖面にマガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ヒドリガモなどの姿
秋は紅葉が湖面に映り美しさを際立たせる
このあたりから湯瀧へとつながります
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【紅葉の奥日光】 NO-2 湯元‐秋色
http://yasounikki.exblog.jp/8798654/
2008-10-21T18:33:00+09:00
2017-02-09T22:22:07+09:00
2008-10-21T18:34:22+09:00
hime-teru
旅の情景(日光)
奥日光は男体山の噴火活動により劇的に地形を変えてきたエリアである。湖や滝、草原や湿原などさまざまな顔が箱庭のようです。昭和9年に、いち早く国立公園に指定され、手つかずの自然が今も多く残り動植物の宝庫でもある。
奥日光の歴史は奈良朝末期から平安朝初期にかけて活躍した僧侶、勝道上人が二荒山(男体山)登頂に成功したことに始まる。以来、江戸時代までは修験の地として、明治以降はリゾート地として発展する。気候的には冬は寒く夏は過ごしやすい、避暑には最適な土地柄。植物も四季折々の姿を見せてくれます。このような素晴らしい環境の地に車でも電車でも日帰りが出来ると言うことは有り難い事です。夏の暑いときは宿泊してしまいますが・・・。1年にふらりと2,3度は出かけて、「私の木」と勝手に名付けた白樺の木に会いに行きます。
奥日光は白根山への登山やハイキングも盛んです。湯ノ湖北岸に湯元温泉(イオウ泉45℃。)が沸き旅の疲れを癒してくれます。子供が小さかった頃、スキーも楽しみました。湖畔は秋色まっただ中、ナナカマドの赤が青空にまぶしい。
◆【七竈・ナナカマド】
バラ科の落葉小高木。日本全土の山地にみられ高さ10mに達する。樹皮は帯灰暗褐色、枝は紫紅色で光沢がある。葉は互生し9~15の小葉から成る奇数羽状複葉で長さ20cmほどになる。
5月から7月に小枝の先端に複散房花序をつけ、多数の白花を咲かせる。花は白色5弁で径7~8mm。果実は径5~6mmの球形のナシ状果で赤く熟する。秋の紅葉と赤い実の美しいところから庭木、生け花の材料にされる。
材が堅く燃えにくく竈に七度入れても灰にならないといわれこの名がある。良質の薪炭材として知られる。北海道ではこの木を街路樹としている街も多い。ナナカマド属は北半球、おもに温帯に約100種分布する。
◆【山法師・ヤマボウシ】
ミズキ科の落葉高木でヤマグワともいう。北海道を除く日本各地の山野に普通にみられる。幹は直立し高さ10mに達し多数分枝する。葉は対生し楕円形ないし卵円形。初夏から夏に短枝の先端に短い柄のある頭状花序をつけ4枚の大きな白色の包葉が包み花弁のようにみえる。
本来の花は小さく淡黄色の目立たない花弁4枚とおしべ4本めしべ1本です。果実は球形の集合果となり秋に赤熟して食べられる。
名は頭状花序を僧兵の頭に見立て白い総包片を頭巾に見立てたもの。果実が食用となるため山に生える桑という意味からヤマグワともいわれるが、同名のクワ科のヤマグワとはまったくの別種である。
◆【白樺】
カバノキ科の落葉高木。シラカンバまたはカバノキとも呼ぶ。北半球冷温帯に広い分布をもつ母種(オウシュウシラカバ)の日本における変種とされる。日本では北海道、本州、九州などの山地にブナ帯に混って生じ、本州中部では標高1000~1200mあたりに自生する。幹は高さ約14m、径60cmにも達し樹皮が白くて美しいので有名である。これは外皮に白いろう質を分泌するためである。雌雄同株。樹皮をつけたまま山小屋などの建築材にするほか細工物などに用いる。僅かに残る名残の紅葉風景が私は大好きなのです。
◆【桜】
逆光で透かしてみると・・・・優しい色合いですね。
◆【オニウコギ】本州に野生化したものと思われますが・・・原産地は中国。五加木(ウコギ)はゆでて浸し物や和え物などにできるとおもいますが・・・一般的なヒメウコギの事で、このオニウコギの詳細は?ちょっと判りません。]]>
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