カテゴリ:【は】行の花( 143 )

9月の花-彼岸花 

               ★… 【は行の花】 9月の花-彼岸花 …★
                  2017.09月 我が家にて 
【彼岸花】
ヒガンバナ科の多年草。マンジュシャゲ(曼珠沙華)、シビトバナ(死人花)ともいう。
鱗茎(りんけい)は広卵形で径5~6センチ、黒褐色の外皮がある。葉は線形で長さ30~50センチ、幅6~8ミリ、花茎が枯れたあとに出て越冬し翌春に枯れる。
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秋の彼岸(ひがん)のころに高さ30~50センチの花茎を出し、散状に緋紅(ひこう)色花を5、6個横向きに開く。花被(かひ)裂片は倒披針(ひしん)形で長さ約4センチ、幅5~6ミリ、強く反転し、基部に鱗片状の副花冠がある。雄しべ、雌しべともに花被裂片よりはるかに長く、弓状に上向きに曲がる。
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寺院の境内や墓地をはじめ、土手や田の畦(あぜ)など人里に生え、東北地方南部から沖縄に広く分布するが、いずれも3倍体で果実はできない。中国には2倍体のシナヒガンバナがあり、これは結実するようです。

『文化史』
ヒガンバナは中国が原産の史前帰化植物の一つとされ、渡来には漂着説と伝播(でんぱ)説があるが、中国の野生は染色体数が2倍体で、日本には2倍体はなく、稔(ねん)性のない3倍体のみであり、分布が古い農耕集落地に集中し、中国と使用目的が共通するなどの諸点から、現在は伝播説が有力である。
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ヒガンバナはアルカロイドのリコリンを中心とする猛毒成分を含むが、中国では腫(は)れ物などの湿布剤、球根を砕き水に溶かした殺虫剤や乾燥させた粉末を殺鼠(さつそ)剤に使い、球根のデンプンを織り糸の糊(こ)料や紙漉(す)きの粘料にし、救荒時の食物にしたようです。
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日本でも、幾度も水にさらして食用にし、球根をすりおろした汁を一滴湯飲みの水に入れて飲み、ジフテリア様の症状の治療に使ったという民間伝承も残る。ただし、毒抜きが十分でないと死亡する。
古くは土蔵の壁土に混ぜてネズミの侵入を防止したり糊(のり)にして虫を防いだ。

ヒガンバナは江戸以前の古典や文献には登場しない。例外は『万葉集』の「壱師花(いちしばな)」で、ヒガンバナとする説も出されている。
確実にヒガンバナを取り上げたのは蕪村(ぶそん)の句「曼珠沙華蘭(まんじゆさげらん)に類(たぐ)いて狐(きつね)鳴く」が最初とされる。(電子辞書参照)
by hime-teru | 2017-11-15 23:22 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【8月の花】-檜扇・ヒオウギ 

           ★… 【8月の花】-檜扇・ヒオウギ …★
              2017.08月 我が家にて 
【ヒオウギ・檜扇】
アヤメ科の多年草。春に短い根茎から短剣状の葉を互生し、名のごとく扇形になり、ややねじれる性質がある。夏、葉の間から高さ約1メートルの茎を出し、頂上で分枝し、径5~7センチで斑点(はんてん)のある橙黄(とうこう)色花を数個開く。花被(かひ)片は5センチ、6枚で平開する。
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花期後に果実を結び、秋に熟すと裂開し、光沢のある種子が現れる。長い間落ちずに残る、この真っ黒な種子をうばたま(烏羽玉)、ぬばたま(射干玉)といい、黒いものや夜を形容する枕詞になった。
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西日本から中国大陸に分布し、昔から庭の草花として植えられ、切り花栽培も盛んである。
日当りのよい場所で堆肥を十分施して植え付け、3年ほどで株分けする。
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by hime-teru | 2017-09-22 16:27 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【8月の花】- ベコニア

★… 【8月の花】- ベコニア …★
               2017.08月 我が家にて
【ベゴニア】
シュウカイドウ科ベゴニア属の多年草です。野生種だけでも2000種、交配種にいたっては約15000品種もあります。
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ベゴニアには「木立性」「球根性」「根茎性」と大きく分けて3つの種類があります。春から夏の間、優しい雰囲気を漂わせながら咲く花。葉っぱが左右非対称なこと、ハートの形に似ていることから愛の告白、片想いという花言葉が生まれたといわれています。
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夏の暑さにも強い定番ガーデニングの花です。
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地面を這うように生長するベゴニアで、葉の形や色が変化に富み、花は咲いても地味なものが多いです。根茎挿しや葉挿しで増やすことができます。
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by hime-teru | 2017-09-22 15:30 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【7月の花】-牡丹臭木

★… 【7月の花】-牡丹臭木 …★
   2017.07月 我が家にて
【牡丹臭木】 
アジサイによく似た落葉性の低木。小さな花が多数集まり、手まり状にびっしりと咲く花の様はとても美しいが、葉に触れると臭い。
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牡丹のような花を咲かせ、葉が臭うところから牡丹クサギ〔臭木〕という。
クサギ属の植物は、さわると独特の臭気があることからクサギ〔臭木〕と名付けられている。
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花は甘い香りがしますので、アリさんがたくさん?。こぼれダネからとんでもないところから芽が出てきます。
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成長が早いため根が張ると引き抜くのに苦労します。花期は長く、秋に枯れ枝から新芽がでて、また花を持ちます。花はきれいなのですが???増えると厄介です。
by hime-teru | 2017-09-21 23:55 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【7月の花】-パイナップル・リリー 

                ★… 【7月の花】-パイナップル・リリー …★
                   2017.07月 我が家にて 
【パイナップル・リリー】  
ユーコミスは南アフリカ原産の球根草花です。夏に太い花茎を伸ばし、その頂部に星形の小さな花を多数つけ、先端に葉を茂らせます。
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その姿がパイナップルに似ることから、パイナップルリリーの別名があります。
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by hime-teru | 2017-09-21 23:40 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【7月の花】-フクシア

                   ★… 【7月の花】-フクシア …★
                  2017.07月 我が家にて 
【フクシア】
ホクシヤ、ツリウキクサとも言う。温室で栽培され鉢植にして観賞するアカバナ科の小低木。交配によってできた種類である。
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卵形で縁に鋸歯のある葉を対生、枝先の葉腋から出た長い柄の先に1花をつける。
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がくの下部が筒状をなし先端は4裂、花片はがく片より小さく4枚,8本の雄しべと1本の花柱が花外に突き出ている。
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花色は,紅・桃・紫・白等あり,がくと花弁が異色のものと同色のものや八重咲種もある。さし芽でふやす。
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by hime-teru | 2017-09-21 22:54 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【7月の花】- 向日葵・ひまわり 

                  ★… 【7月の花】-向日葵・ひまわり …★
                       2017.07我が家にて
【向日葵・ヒマワリ】
日回りとも書く。キク科の大型の一年草でヒグルマともいう。北アメリカ原産で日本には約300年前に伝えられた。
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茎は直立して2m以上にもなり上部で分枝し葉とともに短剛毛でおおわれる。
晩夏に茎と枝の先端に大きな頭状花を横向きにつける。頭状花の周辺部には鮮黄色の舌状花が並び、中央部には褐色の管状花が密集する。頭状花の直径は大きなものでは20~40cmにもなり数百の管状花がある。結実するのは管状花だけで長さ1cmほどの倒卵形の痩果になる。
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痩果は食用とされ、しぼった油はサンフラワーオイルとして食用油や石鹸、塗料の原料とされる。
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アルゼンチン、チリなどでは大規模に栽培されている。普通は一重咲きだが、観賞用には舌状花が数列に並ぶ「八重咲き」もあり、舌状花が紫黒色のものもある。
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by hime-teru | 2017-09-21 22:46 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【半夏生】

                  ★… 【半夏生】 半夏生という植物…★
                       2017.07.02
【半夏生という植物】
今日は雑節の「半夏」・・二十四節気(にじゅうしせっき)を補う「雑節」は季節の移り変わりの目安として特別な暦日のことですね。
「雑節」には土用 ・節分・彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・・二百十日・二百二十日・があり、半夏生は太陽黄経100°、太陰太陽暦では夏至より10日後とされていた。今年は7月2日でした。

さてさて、雑節と植物は深いつながりがあるようですね。節分時期に咲く「節分草」・彼岸の時期に咲く花を「彼岸花」。この「半夏生」時期に咲くのは「半化粧(はんげしょう)」 「片白草(かたしろぐさ)」という花があります。半夏生の時期に咲く花からこの名前があるそうです。
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半夏生説には、梅雨の末期、半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生える多湿で不順な頃とされています。農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年でもこの後は田植えをしないという習慣があったのだそうです。この烏柄杓(カラスビシャク)も漢名で「半夏」と言われます。毒草ですが薬としても用いられています。
ちなみに、カラスビシャク(烏柄杓は「サトイモ科」畑の雑草、漢方薬の半夏(はんげ)というのはこの球茎のこと。
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ところが半分葉がお化粧する「ハンゲショウ(半夏生)」という植物もあります。
白い花が咲くハンゲショウ(半夏生、半化粧)は「ドクダミ科」葉っぱの一部が白くなり花よりも目立つので“半化粧”?だとも。
我が家の家庭菜園で咲き誇っている”半夏生”です
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このどちらにも「半夏生」という名の由来に関わってくるので、ややこしいですね。植物の名前はミステリー!。
by hime-teru | 2017-07-02 10:58 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

【向日葵】

                                 ★…【向日葵】…★
                                   2016.8月
キク科ヒマワリ属の総称。北アメリカ原産の不耐寒性一年草。普通、全株粗剛毛に覆われる。頭花は長花柄上に単生、またはまばらな散形花序をなす。
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北アメリカを中心に約160種知られ、花壇、切り花、または鉢植えにして観賞する。
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英語名はサンフラワー。別名ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)ともいう。
茎は太くて単幹直立、高さ1~3メートルに達する。先端に径10~40センチの大輪花を開く。
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品種、変種が多く、八重咲きのサンゴールド、八重咲きで矮性種のイエローピグミー、切り花に多く用いられる太陽、黒竜などがある。観賞用のほか、採油用または家畜用飼料としても重要視される。
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元禄のころにヒマワリの名は広がったらしい。その名は、太陽の動きに花がついて回るとみられたことからおこった。
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ヒマワリはつぼみの間は太陽の方向に花首を向け、夜の間に西から東に向きを変える。その運動は花弁が黄色く色づくころから鈍り開花期後、多くは東を向いたまま動かなくなる。
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by hime-teru | 2016-10-13 00:22 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)

半夏生

                             ★… 【半夏生】ハンゲショウ  …★
                            2016.7/1 (4月~ 家庭菜園にて)
【半夏生】
太陽の黄経が100°に達する時で、夏至から11日目(今年は閏年で夏至は6/21)従って今年の半夏生は7/1今日になりましょうか?梅雨の末期で農家の休息日?田植はこの日までに終わり、梅雨はこの時から明けるとされる。
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3日ほど早い梅雨入りだった関東、梅雨明けの情報はまだ遠いようですが、家庭菜園でこの「ハンゲショウ」の花が満開を迎えています。
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【半夏生】ハンゲショウ
ドクダミ科の多年草。地下茎は長く横走する。高さ0.5~1メートル、全体に臭気がある。。葉は互生し、卵形で基部は心形、花序の下の2、3枚の葉は白くなる。
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六月末から七月、葉と対生して垂れ下がる穂状の花序をつくり、基部から先端に向かって徐々に白色の小さい花を開き、花序はやがて直立する。
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包葉は花序軸にはなく、長さ2~3ミリの小花柄の先につく。花は両性、花被はない。雄しべは6本、基部は心皮に合着する。雌しべは四枚、基部は互いに合生する。胚珠は一心皮当り2個であるが、種子は一心皮に1個できる。
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低湿地に群生し本州から沖縄、および東アジアに分布する。
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名は花期が半夏生(7月2日ころ)のころであるからとも、葉の下半分が白色なので半化粧の意であるともいわれる。別名カタシログサ(片白草)ともいうが、これも同じ理由による。
by hime-teru | 2016-07-01 19:21 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(0)