カテゴリ:【ら~わ・ん】行の花
  • 【 ルナリア 】
    [ 2012-05-11 00:26 ]
  • ワレモコウ
    [ 2011-09-01 21:03 ]
  • 【落花生のミステリー】
    [ 2010-10-30 20:04 ]
  • 【レデブーリア・クーペリ(シマツルボ)】
    [ 2010-06-09 22:36 ]
  • 【蓮華草・れんげそう】
    [ 2009-05-02 18:57 ]
  • ロウバイ (臘梅)
    [ 2009-01-20 22:47 ]
  • 【ロベリア】
    [ 2008-09-28 00:30 ]
  • 【 勿忘草・ワスレナグサ 】  を あ・な・た・に ♪
    [ 2008-04-25 23:50 ]
  • 【喇叭水仙・ラッパスイセン】
    [ 2008-02-13 20:05 ]
  • 【縷紅草・留紅草・るこうそう】
    [ 2007-10-29 23:17 ]
【 ルナリア 】
                            ★… 【 ルナリア 】 …★
                          2012.04~05月 我が家にて
大判草」のドライ・フラワーを姉から貰い、種を貰い蒔いたのが1年前、10センチ程度で1年目の冬を越す。2年草と聞き、待つこと1年、今年は紫の花をつけてくれました。

【ルナリア】
「Luna」はラテン語の「月」の意味で、実の形が月に似ているため果実から付いた名前でしょう。
乾燥した実(種)は澄みきった冬の夜空に浮かぶの様相です。

でも・・・、どちらかと言えば・・・まるいお月様の形ではなく、16世紀以降の日本において生産された楕円形の延金の大判小判の形に似ているように思います?

和名は【ゴウダソウ(合田草)】果実が薄く半透明で銀色に輝くのでギンセンソウ(銀扇草)又、形から「 大判草」と言う地域もあるようです。

アブラナ科の二年草。大根や菜の花の仲間。欧州原産のアブラナ科の1~2年草。高さ70~80センチ、全体に粗毛がはえ葉は卵心形、縁には鋸歯(キョシ)がある。日本へは1901年(明治34)合田(ごうだ)清がパリから種子を持ち帰り栽培したのが最初で『ゴウダソウ』の名がある。

草丈0.4~1メートル。茎は上部で分枝し5月に直径約2センチの淡い紫紅色でダイコンに似た4弁花を総状につけ、芳香のある花を多数開く。

開花後1ヶ月過ぎに全体が緑色で小判型のオブジェが誕生。扁平(へんぺい)な果実が肥大し径4、5センチの小判形となる。

さやの中に種が透ける。財布に小銭が入ってるように見えますね。

果実は熟すと隔膜のみを残して他の部分は枯れ落ちる。これをドライフラワーとする。
『熟後に外皮を除くと銀白の莢膜(きようまく)が現れ、ドライ・フラワーになる』 乾燥すると白くなって揺らすと澄んだ金属音を発する。

耐寒性が強く春に播種(はしゆ)すると翌年の春開花する。私は秋に蒔き2年後の春に開花しました。

by hime-teru | 2012-05-11 00:26 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(0)
ワレモコウ
                                    ★… 【 ワレモコウ 】 …★
                                     2011、08月 我が家にて
【ワレモコウ】
バラ科の多年草。ユーラシア大陸に広く分布し、日本では各地山野の草地に生ずる。茎は高さ30~100センチ、直立して上部で分枝し茎と枝の先に短い穂状花序をつける。全株無毛。葉は互生し根生葉は長楕円(だえん)形の奇数羽状複葉で長い葉柄がある。

暗紅紫色の穂状花序は7~9月上部の花から開花する。花序は萼と黒い葯を有する小花の集りで花弁はない。4裂し、雄蕊(ゆうずい)(雄しべ)4個は萼裂片より短い。根茎は太くて横走し多数の細長いの根をつける。色は赤褐色。

中国では地楡(ちゆ)の名がみえ、地楡は『出雲国風土記』に仁多(にた)郡の産物としてあがる。
漢方では、乾燥した地下部を地楡(ちゆ)といい、止血、収斂、解熱剤として下痢、赤痢、月経過多、喀血(かつけつ)、皮膚病、切り傷、湯火傷などの治療に用いる。「ワレモコウ」の漢名も地楡である。

日本ではワレモコウに吾木香、吾亦紅などをあてることもあるが根拠はない。ワレモコウは同名が多くジャコウソウ(シソ科)、オケラ(キク科)、カルカヤ(イネ科)に似たる草、みなワレモコウの名あり」とある。

【ワレモコウの名は・・・】
御簾の上部にかぶせた帽額(もこう)につけられた木瓜(もこう)紋とワレモコウの花やつぼみが似て、割れ目があるので割木瓜(われもこう)から由来したとされる。

晩夏に穂状の花序を茎頂につけるが花序は短球形で暗紅色、マツの球果(松かさ)状でこの形からボンボコの地方名もあるようです。

吾(われ)も亦(また)紅と解釈する吾亦紅は、近代の当て字で、『源氏物語』の『匂宮』には匂兵部卿が庭に吾木香を植えるくだりがあり、香料の木香との関連を思わせるが、ワレモコウに香りはなく本来の木香はインド北部のキク科の草本で、形態も類似しない。
by hime-teru | 2011-09-01 21:03 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(0)
【落花生のミステリー】
千葉にお住まいの我が家のお嫁さんのお母上から落花生の種が届けられました。双方、栽培は始めての試み。落花生の名前の由来の課題の提供?好奇心が頭をよぎる。観察してみました。

「花がちてまれる」花の命が大地の中で成長して実を結ぶ。  まさに落花生は『ミスティック

優しいヤマブキ色の花だったのです。典型的なお豆の花姿、しかし昆虫の助けを借りずに自家受精してしまうのが、この花の技芸の見せ所、マジシャンさながらマメ科離れした大胆な行動です。

【落花生】
マメ科の一年草。別名ナンキン豆。英名はピーナッツ。南アメリカ原産で、世界中の熱帯から寒冷地を除く温帯に広く栽培される。茎は基部から枝分れして枝は地面をはって伸び、長さ1~1.5メートルになる。主茎は直立するが分枝より短い。葉は二対の四小葉からなる複葉で、暗くなると対の小葉があわさり閉じてしまう。光が当たると開く睡眠運動をする。

撮影のために掘り出したところです。家庭菜園はまだ土の中です。いつ頃収穫すればいいのか?

花は葉腋に黄色の直径1センチほどの蝶形花。夏の早朝に咲き、昼にはしぼむ。自家受精し、開花後5日後ころから子房と花托との間が伸びて地中に潜り込む。ご存じでしたか?潜り込んで莢が出来中にお豆が成長するのです。

花は枯れてしまったように見せかけて、土の中に進入し養分を貰い成長続けます。5㎝ほどの細い麻のような絹糸の様な花の茎が花弁の橋渡しで土に吸収されて立派な茎に成長して莢が付くのです。

土に潜らない花には地上では莢は実りません。「子房」という茎が花の根本から伸びていきますが。

先端の子房が地表下数センチのところで肥大して莢になる性質から『落花生』の名がつけられました。
不思議な生い立ちですね。私もこの歳になって始めて落花生の実が付く過程を知りました。不思議な花の行動に名付け親の観察力に乾杯です。(*^_^*)。なお、茎の基部の地中部分にも地下花がつき、これらは閉花のまま自家受精して結実することがあるようです。
莢の表面は網状で凹凸多肉質、ここで養分を吸収することができ、熟すると乾燥して堅い莢殻となる。莢は長さ2~5センチで内部に豆が普通は2個入っている。品種によっては1~5個の豆もあるようです。

種子は長さ約1~2センチ、紅褐色や橙黄色の薄い種皮(甘皮)に包まれ、子葉は乳白色である。

南アメリカ、ボリビア南部のアンデスの東の山麓地域が起源でこの地域には野生型が自生している。
日本には中国から江戸時代初期に渡来したという説が有力。 日本の落花生の中では千葉県の歴史が一番古く「千葉半立」と言う品種が昭和28年に奨励品種になりました。
(草が上を向く品種と横に伸びる品種を掛け合わせて誕生したので「半立(はんだち)」の名がついたようです)。

関東地方では5月に種を播き、10月末の霜の降りるころに茎ごと引き抜いて収穫するとのことですが・・・、家庭菜園に植えた落花生の葉はまだ青く、先端にオレンジの花もチラホラ、はてさて?収穫はいつ頃?悩めるところです。

【参考までに】
ラッカセイの組成は、100グラム中タンパク質25グラム、脂質47グラム、糖質16グラム、無機質ではカリウムの含量が比較的高く、ビタミンはB1、B2のほか、とりわけナイアシン含量が多く、栄養的に優れた食品である。
一般に炒って食べるが、塩茹でたり、バターピーナッツとして、また中国料理では油で揚げたりされるようです。また煎餅、製菓材料にされたり、豆腐やみその原料にもなっている。落花生油もありますね。
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by hime-teru | 2010-10-30 20:04 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(2)
【レデブーリア・クーペリ(シマツルボ)】
                           ★… 【 レデブーリア・クーペリ(シマツルボ) 】 …★
                                 撮影は2010.5月我が家にて
【レデブーリア・クーペリ(シマツルボ)】
ヒアシンス科球根植物。原産地は南アフリカ。

自作の陶芸作品に植えて楽しんでいます。友人に頂いたのは10ケ程の球根、今や浅鉢3個にぎっしり埋まりました。

葉には暗褐色の縦縞が入っており、ピンク色で蘭のような可愛い花が咲きます。草丈は10cm。水はけの良い土が適していますが、小さな植木鉢でも手間いらず手のかからないお花です。繁殖力は旺盛。自然開花は4月~6月初旬。

通常「ツルボ」という植物はユリ科の多年草ですが、レデブーリア・クーペリ(シマツルボ)はヒアシンス科、葉に縦縞が入り、ツルボの花に似ているところから和名の”シマツルボ”の言う名が生まれたのかも知れませんね。

この花の詳しい資料が見あたりません。いつ頃日本に入ってきた物なのでしょう。

花は、弁慶草科の朧月(おぼろづき):グラプトペタルム・ベルムによく似ています。
by hime-teru | 2010-06-09 22:36 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(0)
【蓮華草・れんげそう】
                       ★… 【 蓮華草・れんげそう 】…★
                       撮影はH21.5.1.久喜市休耕田
マメ科の二年草。中国原産。日本では田地に栽培されるが野生化したものも多い。排水した水田に緑肥用に栽培されてきました。水田緑肥は江戸後期からで全国的に広がるのは明治以降である。
蓮華草はゲンゲ(翹揺)ともいう。秋に発芽し茎は地面をはい分枝し春に高さ10~30センチに伸び立って花をつける。葉は羽状複葉で9~11枚の小葉からなり、小葉は楕円形、長さ0.8~1.5㌢。

花は長さ10~20センチの花柄の先に多数固まってつく。その並び方が仏像の蓮華台のような姿なのでレンゲの名がついたという。

個々の花は紅紫色で長さ1.2㌢。蝶形花で旗弁と竜骨弁は等長。まれに白色(クリーム色)の株もある。蓮華(ゲンゲ)の花のミツは、良い「みつ源」になり、ハチミツの源となる蜜源植物です。

ゆでた若芽は食用に(おひたし、汁の実、油いため他)なるようですが、私は食したことがありませんが、春のかおりがするのでしょうか?又、全草を干して煎じて飲むと利尿、解熱、リウマチなどの民間薬になったようです。

果実は莢状で直立し長さ2~2.5㌢、先は嘴状、熟すと黒くなる。根には根粒バクテリアが共生し、空中窒素を固定するので、かつて稲作の緑肥用として栽培されていました。稲刈りのすこし前、灌漑をやめたころに稲の間に種をばら播きにして花が咲きほこる春の花盛りの頃に田に鋤(す)き込む。

ですが、現在では春の田おこしが昔より1か月以上も早まったことや、生草の鋤き込みが、夏に稲の根に有害な物質を発生させる緑肥に頼らなくても、化学肥料が十分に供給できるなどの理由で、レンゲの緑肥栽培は現在ではほとんどみられなくなりましたね。昭和末頃までの「春の風物詩」であったが、素晴らしい春の情景も寂しく消えてしまいました。

写真のレンゲ草は、休耕地の解消、有機栽培、農村環境美化に着目し、豊かな田園風景を観光として、また、農村部の活性化を図る為、1日のみの「れんげ祭り」が実施された翌々日、祭りが過ぎた後に訪れてみました。静かに思う存分鑑賞出来て、とてもラッキーでした。

私の子供の頃はレンゲ畑は格好の遊び場でした。幼な友達とレンゲ畑で遊んだ遙か昔に思いを馳せて・・・。




春の小川は、さらさら行くよ、 岸のすみれや、れんげの花に、すがたやさしく、色うつくしく 咲けよ咲けよと、ささやきながら♪♪♪

口ずさんで花摘みをしてしまいました。(農家の方がこれから田おこしするから自由にレンゲ畑に入って良いですよ!と言ってくださいました。至福の一時をありがとう♪)


【ギリシア神話】
祭壇に捧げる花を摘みに野に出た仲良し姉妹の話が有名。ニンフが変身した蓮華草を誤って摘んでしまった姉のドリュオペが、代わりに蓮華草に変わってしまう。「花はみな女神が姿を変えたもの。もう花は摘まないで」と言い残したという。逸話があるそうです。

◆「奈良七重菜の花つづき五形(れんげ)咲く」…漱石
by hime-teru | 2009-05-02 18:57 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(4)
ロウバイ (臘梅)
                   ★… ロウバイ (臘梅) …★
                 撮影はH21,1,19近所の遊歩道にて
甘い香りに誘われて立ち止まると清んだ冬空に黄色の花が飛び込んで来ました。花の少ない季節に地味に・・甘い香りを放ちながら楚々と咲いていました。

梅に似た蝋細工のような花です。

ロウバイ科の落葉低木。カラウメ(唐梅)ともいう。中国原産で17世紀の初め頃朝鮮を経て日本に渡来し観賞花木として栽植される。高さ2~4mになり幹はよく分枝する。葉は卵形で先は鋭くとがり対生する。

1~2月、葉に先立って前年の枝の葉腋に地味な花を1個ずつつける。花は柄がなく横または
下向きに開き径2cmぐらいで芳香がある。花被片は多数あり外側のものは細かい鱗片状、大型の中層片は黄色で薄く、内側のものは暗紫色である。おしべは5~6本、めしべは多数、壺状の花床の中に並ぶ。花後、長さ5cmほどの長卵形の偽果を生じる。

名は花色が蜜蝋(みつろう)に似ておりウメと同じころに花を開くからといわれている。高さ2~3メートルの株立ち、葉は対生し長卵形で長さ8~15センチ、先は鋭くとがり縁に鋸歯がなく薄い革質で表面がざらつく。

花のあとでできる実は、花の姿からは想像できないですね。長卵形の偽果の中にある種子状の痩果は有毒だそうです。↓昨年の実もしっかり付いていました。

日本で栽培されるロウバイ(臘梅)は中国原産の移入植物である。日本へは後水尾天皇の時代に朝鮮半島を経て渡来した。
by hime-teru | 2009-01-20 22:47 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(2)
【ロベリア】
                  ★… 【 ロベリア 】 …★
                 撮影は H20,9,5 我が家にて
別名:ベニバナサワギキョウ。ロベリアは1年草の花が一般的ですが、最近は園芸店などで宿根性のロベリアを見かける機会が多くなりました。カラフルな色彩を持っているのが宿根ロベリアの特徴です。

1年草と違って花茎が長く伸び、小さな花が穂状に咲きます。園芸種は白、桃、青、赤、紫と花色が豊富です。この赤花の高性種で暑さに強く丈夫です。今年我が家にやってきました。鉢植えで鑑賞しています。背丈60cm程になりました。
  
一見サルビアに見えますが・・・・、自然味のある姿が持ち味です。深紅の花は大変よく目立ちます。サワギキョウの西洋種です。在来種とは異なり強健で育てやすいのが特長です。

観賞用に単にロベリアの名で呼ばれる植物は南アフリカ原産のルリミゾカクシ、北アメリカ原産のベニバナサワギキョウです。

耐寒性は強いが、耐暑性がやや弱く暖地の場合は、夏、半日陰に植え込む必要があります。と注意書きです。

最近の温暖化で夏に枯れてしまうことも珍しくないそうですが何とか夏を乗り切りました。
by hime-teru | 2008-09-28 00:30 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(0)
【 勿忘草・ワスレナグサ 】  を あ・な・た・に ♪
                ★… 【 勿忘草・ワスレナグサ 】 …★
                   撮影は我が家にてH20、4、24
ムラサキ科の多年草。ヨーロッパ原産。観賞用として鉢植や花壇に栽培される。地下茎から分枝した茎は高さ30cmぐらいとなり下部には多くの根出葉を生じる。根出葉は長さ5~8cmの細長いへら状、有柄で白い軟毛が生える。

春に茎の頂端に総状花序を出して下から順に花をつける。径6~8mmのるり色の小花、花冠は5裂する。葉は長楕円形で粗い毛がある。春に枝先に尾状に巻いた花序を伸ばし、淡青色で中央が黄色の五弁花を開く。ヨーロッパ原産。水辺や溝に群生し各地に帰化するが、栽培種もある。

ワスレナグサ属は花冠の喉部に鱗片(りんぺん)または突起がある。世界に約80種あり日本にはエゾムラサキ一種が中部地方、北海道に分布し若干の帰化種がある。

日本で園芸上もっとも普及しているのは秋播きの一年草。本種は矮性種で茎は密に叢生し、高さ15~20センチ。4~5月、総状花序をつくり淡青色で中心が淡黄色の愛らしい小花を開く。つぼみのときは淡桃色を帯びる。9月中旬に播種し一度移植するが、こぼれ種でも我が家では芽が出てくれます。本来は多年草なので夏が涼しい地域なら夏越しでき、寒さに非常に強い寒地向きの植物といえます。

東京付近では簡単な霜よけで越冬させる事も出来る。園芸品種には大輪で花色も白・桃色などのものがある。繁殖は実生による。近縁のエゾムラサキは北海道の本州中部の深山にはえ茎の基部は地をはい高さ12~40センチ花はるり色。

ドイツの伝説
昔、ルドルフとベルタという恋人同士が暖かい春の夕べ、ドナウ川のほとりを逍遙。乙女のベルタが河岸に咲く青い小さな花が欲しいというので、ルドルフは岸を降りて、その花を手折った瞬間、足を滑らせ、急流に巻き込まれてしまいました。ルドルフは最後の力を尽くして花を岸辺に投げ、「私を忘れないでください」と叫び、流れに飲まれてしまう。英名の「forget-me-not」は、この伝説に基づいている。ベルタは恋人の墓にその花を植え彼の最期のことばを花の名にしたといいます。

和名は英名を直訳して『わすれな草』である。

園芸上は、単に「ワスレナグサ」といえば、原種のスコルピオイデスを指す。スコルピオイデス
はサソリに似たという意味で、花序がサソリの尾のように曲がっていることにちなむ。その関連から古くはサソリ毒の治療に使われた。イギリスでは即位前のヘンリ14世が追放されたおり、この花をシンボルとして出身のランカスター家の家紋にされたと伝わる。伝説はいろいろありますね。

19世紀パリでは恋人への贈り物として街頭で売られたようです。
★花言葉は 私を忘れないで・・・。

家族を愛し、友を愛し、大切な人との出会い、共に過ごした想い出は誰でも、忘れることなく
いつまでも心の中に生き続けます。この花を見るたびに、小さな花びらが、そっと話しかけてくるような・・・。花の名前は埋もれそうな小さな小さな「わすれな草」

忘れな草をあなたに
言葉にかえて「忘れな草」を・・・。思い出そえて「忘れな草」をあなたに・・・。
昭和39年(1964)リリースした抒情歌。この花に会えると今なお口ずさんでしまいます。
by hime-teru | 2008-04-25 23:50 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(4)
【喇叭水仙・ラッパスイセン】
               ★… 【 喇叭水仙 ・ ラッパスイセン 】 …★
                  撮影はH20,2,12我が家にて
ヒガンバナ科の秋植え球根草。地中海沿岸が原産で、最初に発見されたのはスペインのピレネー地方だといいます。高さは20~30センチになり、2月から4月ごろ芳香のある花を咲かせます。一茎一花で、ふつうの「スイセン」に比べて副花冠が長くラッパ状になるのが特徴です。

ギリシア神話でスイセンは水に映る自分の姿に恋い焦がれ水中に身を投げたナルキッソス(ナルシス)の化身。ナルキッソスは麻酔とか昏睡を意味する。スイセンに含まれるアルカロイドのナルシチンが麻酔状態を引き起こすのにちなむ。

英国などではスイセンと言えばラッパスイセンのことで房咲き水仙(日本水仙)などは温室がないと育てられないそうです。そう言われてみれば、ニホンスイセンの自生地の北限は越前崎(太平洋側は三浦半島)ですから、日本スイセンは意外と寒さに弱いのです。(真冬に咲くので寒さ知らずの花だと思いこんでいましたが)

アップ済みの水仙は『以前の記事』の下記をクリックして見てください
06,12/4日本水仙・07,4/6ペチコート水仙・07,4/7スノーフレイク 
水仙の花は、いかにも日本的なイメージが濃いですが、もともとは中国から経由して日本にもたらされた※シルクロード伝来の花です。ゆえに中国名の水仙がそのまま和名となる。日本水仙は雪の中でも春を告げ香りの良い花なので“雪中花”とも呼ばれています。私が好きなひとつで家庭菜園に植えています。毎年増え続けてお正月にはとても重宝しています。

写真のスイセンはミニラッパスイセンです。2月に入って咲き出します。今が満開です。ちなみに大杯や八重咲きはようやく葉が立ち上がってきたところです開花は3月でしょう。

スイセンは3倍体で種子ができない。スイセン(水仙)の名はギリシア神話に影響を受けたと思われる中国名。日本でのもっとも古い記録は九条良経が描いた色紙で『万葉集』をはじめ平安時代の源氏物語には登場して参りません。平安末期に渡来したとみられる。文献では室町時代の辞書に水仙華、雪中華と出るのが最初である。
by hime-teru | 2008-02-13 20:05 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(8)
【縷紅草・留紅草・るこうそう】
    ★… 【縷紅草・留紅草】 (1) 【紅葉葉縷紅草】 (2) 【丸葉縷紅草】 …★
               撮影はH19、9~10月 我が家にて
ヒルガオ科のつる性一年草。熱帯アメリカ原産で日本でも古くから観賞用として栽培されている。茎は1~2mに伸び他物に左巻きにからむ。葉は互生し有柄で羽状に裂け各裂片は糸状全体は長さ3~4cmあり緑色で美しい。
                    【 紅葉葉縷紅草 】

夏に葉腋に長い柄を出し赤い花を2個ずつつける。白花をつけるものもある。萼は5個で緑色、花冠は細長いらっぱ状で先は5裂し星形に平開する。果実は卵形で中に黒く細長い種子がある。

名は、縷紅草の「縷」は「糸」のこと。葉が深裂し裂片が細長く糸状であることをさしています。しかし、「丸葉」の縷紅草は葉は糸状ではなくアサガオに似たハート形をしています。「紅」はもちろん花の色です。

              ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
                     【 丸葉縷紅草 】 
江戸時代末期に観賞用として渡来しましたが、今ではほとんど栽培されず野生化しています。
                       〓 オレンジ〓 

縷紅朝顔は野の花には似つかわしくない鮮やかな色をして目立ちます。オシロイバナような小さな可愛らしいお花です。


垣根、アーチ、ネット、ポールなどに絡ませたり、鉢植えにして行灯(あんどん)仕立てにする。また地面にはわせ、グランドカバーとして観賞できる。
                          〓



 【紅葉葉縷紅草】は知人から種を頂き【丸葉縷紅草】のオレンジは昨年のハイキングで見つけ種を持ち帰り蒔いてみました。白花は家で育てていたものです。朝顔の原種ではと思いながら・・・。調べてみましたら、どちらも縷紅草のようです。
     
by hime-teru | 2007-10-29 23:17 | 【ら~わ・ん】行の花 | Trackback | Comments(0)