2016年 11月 28日 ( 2 )

曼殊院

                              ★…【曼殊院】…★
                               2016.11.21
【曼殊院】
京都市左京区一乗寺にある天台宗の仏教寺院である。山号はなし。本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は是算(ぜさん)である。竹内門跡とも呼ばれる門跡寺院(皇族・貴族の子弟が代々住持となる別格寺院のこと)であり、青蓮院、三千院(梶井門跡)、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられる。国宝の黄不動画像や曼殊院本古今和歌集をはじめ多くの文化財を有する。
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境内は比叡山西麓に位置する。入口である勅使門の左右の塀は5本の水平の筋が入った築地塀で、門跡寺院としての格式の高さを表している。
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主要な建物としては玄関、大書院、小書院、庫裏、護摩堂などがある。中心になる仏堂はなく、本尊は大書院の仏間に安置されている。枯山水庭園は小堀遠州の作といわれる。
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曼殊院は平安時代以来、近世末期に至るまで北野神社(現・北野天満宮)と関係が深く、歴代の曼殊院門主は北野神社の別当(責任者)を兼ねていた。
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曼殊院を東山山麓の現在地に移し、寺観を整えたのは29世門主の良尚法親王であった。
良尚法親王は桂離宮を造営したことで名高い八条宮智仁親王の第二皇子であり、後水尾天皇の猶子であった。
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良尚法親王は天台座主(天台宗最高の地位)を務めた仏教者であると共に茶道、華道、香道、和歌、書道、造園などに通じた教養人であり、当代文化に与えた影響は大きかった。
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文化財は法親王の趣味と教養の広さを示している。
by hime-teru | 2016-11-28 22:29 | 旅の情景(京都) | Trackback | Comments(0)

圓光寺

★…【 圓光寺 】…★
2016.11.21
京都の秋はどこも観光客であふれます。昨今は特に海外からの観光客で有名なお寺さんは身動きが出来ない程混み合っています。混雑を避けて今年は宿の近間を散策してきました。
【圓光寺】
渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て天空を自在に奔るを石組で表した「平成の枯山水」奔龍庭
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白砂の上にモミジが一幅の絵を作っています
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開山 三要元佶(閑室)禅師  開基 徳川家康公、1601(慶長6)年、徳川家康公が文治政策として閑室元佶(カンシツゲンキツ)師を招いて伏見に学問所を開いたのに始まり、圓光寺版と呼ぶ図書も出版、当時の木活字(重文)が現存する。1667年(寛文7)現在地に移転。庭園は新緑や紅葉時に美観を呈し、本堂前には水琴窟が設置され、妙音を聞ける。
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境内山上からは眼下に燃え立つ紅葉、遠くには北山や嵐山の眺望も楽しめる。
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慶長6年徳川家康は国内教学の発展を図るため、下野足利学校第九代学頭・三要元佶禅師を招き、伏見に圓光寺を建立し学校とした。圓光寺学校が開かれると僧俗を問わず入学を許した。
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苔むした木々にモミジがひらり・・・。
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庭園は、山門を入ると枯山水「奔龍庭」が眼前に広がり、更に中門を抜けると苔と紅葉で有名「十牛之庭」がある。水琴窟、栖龍池とともに洛北の静寂さをかもしだしている。
「十牛之庭」池泉回遊式庭園。周囲の山々を取り込んだ大らかな作りは「尼寺」として長い歴史の家風そのものです。
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素晴らしい屏風絵
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裏山には当山開基の徳川家康公を祀った東照宮や、墓地内には村山たか女(花の生涯のヒロイン)の墓がある。
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日本最古の木活字 (重要文化財)あります。
自己と向き合う、圓光寺の禅-明治以降、日本で唯一の尼僧専門道場だった圓光寺の禅堂。近年まで実際に尼僧達が集団で修行にあけくれた処で坐ります。
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「座禅」
身を整え(調身)、呼吸を整え(調息)、心を整え(調心)、無になり切っていく。
本当の自分を探す旅の第一歩でもあります。
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by hime-teru | 2016-11-28 10:16 | 旅の情景(京都) | Trackback | Comments(0)