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ネムノキ(合歓木)の花

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田舎を思い出して10年前に買い求めた合歓の木が枝いっぱいにピンクの優しい花をつけました。大木になりますので鉢植えにしてあります。2メートル程に成長しました。涼しそうな花です。夕方に咲いた花は柔らかい「おしろいのパフ」のようで、いつまで見ていても飽きない。朝になるとしぼんで落ちてしまいますがこの花を見ると「夏」だなぁと懐かしく思う。
 マメ科の落葉高木日本各地の原野や河岸などにみられる。樹高6~10mに達する。葉は互生して2回羽状複葉で長さ20~30cmになる。枝先に十数個の頭状花序をつけ,夕方に淡紅色の長いおしべを多数もった花が傘形に集って開く。花弁は淡紅色で,癒合して小さな漏斗状をなす。果実は広線形で扁平,長さ10~13cmの莢になる。庭木として植えられ、材は柔らかくもろいが屋根板,桶,箱材として用いられる。
 小葉は夜,閉じて眠るように見えるのでこの名がある。
by hime-teru | 2005-08-31 00:20 | 【な】行の花 | Trackback | Comments(0)