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【壺珊瑚・ツボサンゴ】

            ★… 【 壺珊瑚・ツボサンゴ 】 …★
           撮影はH19,4/26~5/2 我が家にて
ユキノシタ科の常緑多年草。アメリカ西南部、アリゾナ州からニューメキシコ州、メキシコ北部にかけて分布しています。湿り気のある半日陰の岩礫地に生え高さは25~50㎝になります。葉は心形から腎形で浅い切れ込みがあります。
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花が壷の形、花穂が紅いサンゴに似ているところが名前の由来のようです。
耐暑・耐寒性、半日陰でも長期間咲き続けてくれます。雨上がりの緋紅色の花は美しくあでやか、宝石の血赤珊瑚そのものです。
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草丈は40~50cm、濃紅色(緋色)のベル状に花をつける小輪花で細い茎は針金のように堅い。切花に用います。鉢栽培は最適です。根茎が浅いので腐植の多く入った排水のよい土地を好み、やや日陰におくと毎年少しずつ増えていきます。植えつけてから2~3年はそのままの方が良いようです
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今年は濃赤色とピンクの小豆大の小花を鈴なりにつけました。可愛いらしいお花です。花のように見えるのは萼で本当の花は小さくあまり目立ちません。多くの園芸品種がありますが他の種との交雑品種もツボサンゴの名で流通しています。
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北アメリカ原産の植物でアメリカで盛んに改良され、美しい葉の品種が次々に発表されていますが、我が家にはファイヤーフライのみ。暑さ寒さに強い宿根草なので私の家でもそれなりに育ってくれるのでしょう。お茶花として重宝しています。
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3月から10月ごろ迄、細い花茎を伸ばして小さなベル形の花を咲かせます。1輪ですともの寂しげ、数株ですと情熱的。
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by hime-teru | 2007-05-16 12:35 | 【た】行の花 | Trackback | Comments(0)