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ヒスイカズラ 【翡翠葛】

翡翠葛はフィリピン諸島のルソン島やミンドロ島などの限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科の蔓性の植物で、高さ 20 メートル以上になります。花房は 1 メートル以上もあり垂れ下がって咲きます。ヒスイカズラは、栽培が難しく、国内では1975年に初めて花を咲かせたそうです。翡翠のような青碧色の花房の全体を見ると非常に変わっように見えますがマメ科の植物の花の特徴をちゃんと備えています。
              ★ 撮影は神代植物園 H,18、4,6
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花の色が宝石のヒスの勾玉の緑がかったコバルトブルーなので和名でヒスイカズラと名付けられました。温室を訪れる方達はおしなべて、なんとも美しく幻想的な、この花の魅力に心を奪われ感嘆の声を上げて立ち去って行かれます。
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Commented by よしえ at 2006-04-25 22:48 x
 なんともいえないこの色を出すのは至難。ちょっと違うようにも感じるが、他にはない色です。これが生きているとは信じがたい。初めて見る人は歓声をあげるのもわかります。

 よしえ
Commented by hime-teru at 2006-04-25 23:40
明るさとコントラストを調整したのですが宝石の翡翠色は見る角度と光線状態で微妙に色が変わって移るような気がします。何しろ高い所で咲いていますものね。それにしても本当に不思議な植物の綺麗なコバルトブルーの花色ですよね。
                                hime-reru
by hime-teru | 2006-04-21 00:26 | 【は】行の花 | Trackback | Comments(2)