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イカリソウ 【碇草】

メギ科の多年草で,本州太平洋側の丘陵や山地に分布する。花茎は春、横に短くはった根茎から出て花が咲きます。花はまばらに数個,茎頂に総状につき、淡紫または白色,4個の花弁には長い距がある。冬は地上部が枯れる。
花弁の長い距が外側へ張出しているので、この花の形を四つ爪錨(いかり)に見立ててこの名前があるようです。
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漢方になり淫羊の名で強壮薬に使われる。類品のトキワイカリソウは日本海沿岸に、キバナイカリソウは主に北陸に分布、バイカイカリソウは花は白く花弁には距がなく西日本に野生し、イカリ草は日本には約10種ほどあるようです。
             ★ 撮影はH18,4,16 家の庭                
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             〓イカリに見えませんか?
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撮影の花は10数年前に秩父観音巡りを兼ねてハイキングをしていました時に郵便屋さんから頂いたイカリ草です。未だに健在。萌葱色の柿の新芽やカエデと同時に顔を出して咲いてくれる可愛らしい花に不思議な魅力を感じます。
by hime-teru | 2006-04-17 00:24 | 【あ】行の花 | Trackback | Comments(0)