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【華鬘草】 たいつりそう

            ★…【華鬘草】 たいつりそう…★
                                2016.04.17 我が家にて
【華鬘草】
ケシ科の多年草で、中国原産。観賞用として庭園などに栽植される。茎の高さは60cmほど全体は白みを帯びた緑色。葉は互生し羽状に裂け裂片の縁にはあらい鋸歯がある。花のつき方を仏前の装飾の華鬘に見立ててこう呼ぶ。
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4月に茎の先端に総状花序をなして華鬘のような桃色の花を数個つける。花序の上部は弓形に曲る。
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花が茎の先に下垂して開く姿から「タイツリソウ」葉がボタンに似て花がフジに似ているところから「フジボタン」の別名もある。
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花は短い柄で垂れ下がり紅色で美しい。萼片は2枚あるが開花する前に落ちてしまう。花弁は4枚で外側と内側に各2枚ずつあり内側の2枚は合着している。
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夏は半日陰、耐寒性は強いので露地で越冬します。この仲間には、山植物として有名なコマクサがあります。
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by hime-teru | 2016-05-11 22:54 | 【か】行の花 | Trackback | Comments(0)