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【上高地の新緑】

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                               2012.05.23 上高地にて
【上高地】
飛騨山脈南部の景勝地。焼岳の噴出物が梓川の谷を埋めてつくった標高約1500mの小さな盆地で、穂高連峰、焼岳、六百山、霞沢岳などの高山に囲まれる。古くは上河内、神河内(神の庭の意)などと書かれていました。江戸時代までは松本藩御用林の作業員が入山した程度であったが、幕末から登山基地として注目され明治20年代にイギリスの宣教師W.ウェストンによって日本の内外に紹介されたました。
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北アルプス観光の中心地。中部山岳国立公園に属し、特別保護地区、特別名勝、特別天然記念物などに指定され、優れた自然景観に特別の保護が加えられ日本の代表的山岳観光地として知られる。徳本峠を越える登山路に代り1933年には梓川沿いに自動車道路が開通。
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カッパ橋上からみる奥穂高の山容や梓川両岸のケショウヤナギ、シラカンバ、カラマツの木々は上高地の代表的景観で、カラマツが紅葉する秋も穂高、焼岳の眺望はすばらしい。
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上高地は槍(やり)ヶ岳の南東から流下する梓川によって形成された小盆地で、焼岳の噴出によって侵食基準面が上昇したため、梓川の勾配(こうばい)がこのあたりできわめて緩やかになり、その結果上流よりの砂礫(されき)が堆積して谷底に小平坦(へいたん)地を形成したものである。
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北西側は穂高連峰から焼岳に続く山稜、南東側には六百山、霞沢岳など2500~2600㍍級の山が絶壁状をなして盆地に迫っている。盆地は北東から南西方向の紡錘状をなし、梓川はその長軸のようなかっこうになっている盆地の平均高度は1500㍍で、梓川の清流は自然の美に恵まれている。盆地には明神池、田代池、大正池などの湖沼も点在する。気温も高所のため低く年平均5℃、盛夏の日中でも20℃を超えることは珍しい。
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雪解けの水は青く澄んで・・・!。ネコヤナギにも春が・・・♪
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新緑が優しい。
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近年、上流および周囲の山腹より豪雨のたびに土砂が流入し、平年の推定で6万立方㍍、多い年には20万立方㍍にも達する。昨年も豪雨で更に土砂が崩れで山肌は無惨な姿を見せています。さらに豪雨になれば追い打ちを掛けて広範囲で崩れて落ちてしまいそうな爪痕が、警告しているようなざわめき声が聞こえてくるようです。

自然災害の怖さを目の当たりに目を覆う様な上高地の光景を見ながら、惨状に身が竦む思いで痛々しい山肌を眺めて来ました。

土砂崩れのため川底の工事中、益々、梓川の河床が高まり、川の流れの行き場が無く、両岸の遊歩道より高まるばかり、このままでは現在の景観を維持できなくなるのではととても心配になりました。

河童橋は上高地の中心部。1920年(大正9)芥川龍之介が北アルプスに登り、そのときの経験で『河童』を発表したところから名づけられた。(当時は丸太橋で昭和10年に釣り橋になり、現在の橋はは三代目である)両岸にはホテルや飲食店、上高地温泉などがある。
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木漏れ日
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※上高地の花園は、以前にアップ致しました上高地の花々に飛びます。
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【上高地の花①】
【上高地の花②】
【上高地の花③】
【上高地の花④】
【上高地の花⑤】
【上高地の花⑥】
【上高地の風景】
by hime-teru | 2012-06-01 15:58 | 上高地の花・風景 | Trackback | Comments(0)