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ソバ(蕎麦)の花 白

ソバ(蕎麦)の花 白_e0039703_2118428.jpg

タデ科の一年草。縄文時代より前に渡来した。収穫までの期間が短く、荒地にもよく育つ。 夏から秋に枝先に短い花穂を出し白色の小花を多数密につける。実は独特の形で収穫して乾燥すると黒褐色になり外皮を除いた中身を製粉すればそば粉。そば殻は詰め物や枕に使用される。

お蕎麦と言えば長野と思っていたが日本では北海道,鹿児島が主産地となっている。そば粉は古くから蕎麦がき等として食されてきた。食品のそば(蕎麦)切りは江戸初期に朝鮮の僧元珍が伝えたという。ソバ粉につなぎとして小麦粉,ヤマノイモ,鶏卵などを加え,水でこね薄く伸ばし細切りする。最初にふるいとった一番粉で作る白色の更科蕎麦と,二番粉による黒いが風味のある藪(ヤブ)の系統がある。
縁起のよい食品として引越そば、年越そばの風習があり、信州の戸隠そばや島根の出雲そば、岩手のわんこそば等が有名。良質の蛋白質、ビタミンB類が多く高血圧症に効のある⇒ルチンを含み大変健康によい。

因みに、私の幼少の頃はお蕎麦より真っ白いうどんの方が高級品のようであったと記憶しているが、時々祖母が蕎麦打ちをして食べさせてくれたからでしょうか?お蕎麦は私の大好物です。先日友人の家で蕎麦打ち体験をさせて貰った。時間との勝負である。とても難しかった。本職のようにはいかなかったが、香りの良さと手作りの暖かい温もりがお蕎麦の味を一段と引き立ててくれて最高に贅沢なお蕎麦になりました。(*^_^*)。

 写真は近くの農家の蕎麦畑で撮影したものです。可愛らしい蕎麦の花が葉に陰を描いているカットです。このアングルを探すのに苦労しました。
by hime-teru | 2005-11-01 00:13 | 【さ】行の花 | Trackback | Comments(0)