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秘めた食物のニューフェイス

                                      ★… 【 アピオス 】 ほどいも …★
                                          2011.08月 我が家にて
【アピオス】
マメ科のつる性、多年草。原産地:北アメリカ、北西部。日本に自生しているホドイモと同類?
栄養価の高いお芋を見つけました!、嫁さんのお母様から「お試しあれ」と3個の種芋が届きました。8月に入り可愛らしい花が咲きました。
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アピオスはインディアンのスタミナの源といわれたマメ科の植物です。インディアンが食べていたものが、輸入したリンゴの苗木の土に混ざっていたといわれています。地下茎を伸ばし、節々に3cm前後のラグビーボール形状の小さな肥大部を作り、芋を形成する。芋の色は褐色。花は”葛の花”に似る。6月~8月に咲かせるが種は作らない。
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現在は千葉県大多喜町、青森県、秋田県、長野県、高知県などで特産品として栽培されている。
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栗のような甘さで、栄養価の高い芋、食物繊維はサツマイモの3倍、ジャガイモの30倍のカルシウム、鉄分は4倍!エネルギーは2.5倍!他のイモにはないビタミンEも含んでいます。
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★【開花花】は ハーブ・ティーに。
7月初旬から、写真の様な可愛い蔓の様な薄紫色の花を咲かせます。スミレのような芳香があり、摘み取って乾燥させるとお茶としても利用できます。
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花を摘み取るとイモの生育も良くなりますが、花が簪のように可愛らしいから花を眺めています。来年はグリ~ンカ~テンにして楽しもうかと思っています。
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10月下旬には落葉して生育が止まるようですが、イモの甘味を出すためには、11月下旬からの収穫がおすすめとのこと。発芽前の3月下旬までそのまま畑で保存できるので、必要な分だけ順次掘り上げて食べてくださいとの説明書き。

★【食べ方】
根を切り落とし、洗ってから調理します。塩茹でにしたり、焼いたり、揚げたりして食べます。ラッカセイのような味のようです。収穫時にもう一度、お芋をアップの追加予定です。

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驚異的な成分を秘めた食物・・・・それが 「アピオス」です。
葉は複葉、深い紫色の蝶のような美しい花、芋でありながら豆のような花姿は意外です。
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【名は・・・・】
お芋の全体の形が西洋梨によく似てるということで、西洋梨のアピオン(apion)から「アピオス」の名がつけられたようです。
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アピオスは一度にたくさん食べられません。1個10グラムぐらいのものを、せいぜい数個で十分とのこと。

【健康食品として注目され、話題沸騰中!!】
アピオスの花の成分に血糖上昇を抑える作用があるとの事。今、特許出願中のようです。

【参考】
昔、青森では娘さんが農家に嫁に行くとき、母親がこの芋を娘に持たせてやり、「この芋を庭の垣根のそばに植えておくように、そして妊娠、授乳と体力が衰えたようなときに、掘り出して食べるように」と教えたのだという。言い伝えがあるようです。
by hime-teru | 2011-08-20 23:50 | 【あ】行の花 | Trackback | Comments(0)