【京都旅行編―湖東三山 .金剛輪寺】

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                                          2010,11,19
【金剛輪寺】
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大悲閣本堂は(国宝)です。琶湖の東、鈴鹿山脈の西山腹に位置する金剛輪寺は、奈良時代の僧・行基の開創と伝える。本堂内の不動明王立像十躰はいずれも木像、鎌倉初期で重要文化財、間近に拝むことができて見事なものです。
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弘安11年(1288)1月建立の銘が須弥壇にあり鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されており、東京オリンピックには世界に誇れる日本の建造物の一つとして文部省が十分の一の精巧な模型をつくり上野の博物館に展示されました。言わば「オリンピック選手」であります。
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奈良時代の中頃、天平13年(741)に聖武天皇の勅願で行基菩薩によって開山されました。秘仏本尊聖観世音菩薩は、言い伝えによりますと行基菩薩が一刀三礼で彫り進められたところ木肌から一筋の生血が流れ落ちたため、観音様に魂が宿った証として、粗彫りのまま本尊としてお祀りされました。
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後の世に「生身(なまみ)の観音」と呼ばれるようになり、全国十方の観音信徒より篤い信仰を集めています。
平安時代の初めには、比叡山より慈覚大師が来山、天台密教の道場とされて以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となりました。
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元寇の役の戦勝記念として、時の近江守護職・佐々木頼綱によって建立された現在の本堂は、鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されています。堂内には御本尊をはじめ、阿弥陀如来坐像、十一面観音立像など平安から鎌倉時代の仏像が安置され、その多くが重要文化財に指定されています。
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【三重塔】
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鎌倉時代および二天門(室町時代)も国指定重要文化財で、桃山時代から江戸時代の中期にかけて造られた庭園は近江路随一といわれ、国の名勝にも指定されています。
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【二天門 】室町時代/重要文化財
本堂よりおくれて室町時代中頃に建立、八脚門ともいわれるように当初は楼門でありましたが江戸時代中頃に二階部分を取り壊し、現在の一重にしたと伝えられています。
【血染めの紅葉】
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【境内】
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【冬桜】紅葉と競演
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【池泉回遊式庭園】
桃山、江戸初期、中期の三庭からなり、作者不詳でありますが、老杉蒼松の自然を背景とし、灯籠泉石樹木の配置等、素晴らしく、江戸初期庭山腹には仲むつまじい夫婦松がそびえ、境内のもみじは「血染めのもみじ」と広く知られております。
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観音様のやさしいお心が満ち、湖東三山一の名園古庭であり、国の名勝にも指定されております。
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【茶室】
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【池】紅葉に染まります
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【千体地蔵】
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by hime-teru | 2010-12-25 19:47 | 旅の情景(京都) | Trackback | Comments(0)
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